Part.3 / 最後、マラケシュ

《モロッコ5日目》

砂漠ツアーの車でマラケシュへ向かうところから。

🚙車内

同乗者(多分スペイン人)が日本人差別ぽい会話しててしんどかった。床に落ちて転がってた腐ったみかんを「食べなよ」って押し付けるように渡されたのが特にキツかった…。最後の最後までみかん食べないの？みたいなこと言われてて、食べれるわけないじゃんってなんとか言ったけど、キツイ。悪口は言葉違くてもわかるもんなんだな、と感じてしまって、なお、しんどい。

🏨 リヤド ラジザ(¥46,552/2泊)

メディナの中のホテルは、フェズと同じく車が入れるところに結構限界があります。だから、まあまあ歩かないといけなくて、それが疲れた体にくるーという感じだった。ホテルはめちゃくちゃ良い。初めて暖房が効いている部屋だった…。Wi-Fiは激弱。


🍽️屋台でクレープとヨーグルト

今までの値段が嘘だろ？ってくらい安くて感動…。私もちょっと体調不良がぶり返してきたので、私はクレープ屋の隣にあったヨーグルト屋さんで3DHのヨーグルト食べた。持って帰るなら+5DHらしい(容器がグラスなため)。クレープ持って、お菓子も買いたいとなって、お菓子買ったら「日本人！いいね！これプレゼント！」と言って渡されたそうになったけど、もう私たちはすっかり人間不信なので「お金払って買います。」を押し通して三つ分購入。けど、結局これ食べたの私だけでした。ここで若様が発熱し、ダウン。私も声が出なくなり、とりあえずお風呂！洗濯！寝る！という感じ。

《モロッコ6日目》

🍽️朝食

もはやお馴染みのパン食。朝は寒い。食べ終わった後、テラスがあるから行ってみてね〜、と言われたので行く。

💪薬局に行く

喉があまりにも死んでいたので、紹介してもらった薬局に行く。10.9DHでなんか飴なのか錠剤なのかわからないやつを買いました。

👆ボケッとタイム

朝行ったホテルのテラスが気持ちよかったので、私は午前中そこで過ごすことに。若様も体調が回復しないので、餠子は1人で散策へ。

🇲🇦フナ広場

メディナ中、汚いバイクが人をかき分けるようにして通っているため、排気ガス臭がかなりキツい。そこを抜けた先にあるフナ広場は、通りすがっただけだけど、かなり盛り上がっていました。遠くからでも写真を撮るとお金を請求されるらしいので、ここでの写真撮影は我慢。

🚕黄色いタクシー(50DH)

🇲🇦イブサンローラン美術館へ(165DH/1人)

当日の朝に13:30からの庭園+ベルベル博物館+YSL美術館の抱き合わせチケットが買えたので、体調不慮を考慮して、観光は一点集中で挑むことに。めちゃくちゃよかったです。でもこれは本当に、体力面で、なんとかたどり着けてよかったと思いました。色とかデザインとかだけでなくて、庭とか建物からもインスピレーションになるものばかりで、非常に有意義な時間になりました。ミュージアムショップも当たり前に可愛いです。休み休み行こう、ということで併設されているカフェにも入りました。特に待たされることなく、スムーズで有り難かったです。ただ、ショップもカフェもクレジットカードしか使えず、そこは市街とのギャップなので注意です。

🚕黄色いタクシー(70DH)

出来るだけ安く済むように、美術館前で待ち伏せしているタクシーを避けて大通りで捕まえたのに、遠回りされるし、「できるだけホテルの近くでおろしてね」という要望も通りませんでした。大凶。

👆餅子と若様と一緒に、ホテルのテラスで最後の夕日を見る。

少し部屋で休憩して、夕方になったのでテラスに登ってチルろう、という話に。フェズとマラケシュは特に、屋上やテラスからは、メディナ内の風景からは想像が付かないような開放的で異国情緒な景色を楽しむことができます。ここで、夕方の礼拝が大音量の公衆スピーカーから流れる。思い立って、このお祈りの意味を調べ、この旅の精神的疲弊の原因を最終日目前にして、察することができました。世界三大ウザい国、モロッコ。なるほどね。

👆餅子と最後の夜空を見る！

一旦部屋に帰ったけど、先日の砂漠で見た星空が忘れられず、もう一度テラスに登って星を見ることに。「あと少しで日本に帰れるね！」

💪マラケシュ駅までのタクシーを手配。

ホテルの人にホテルの目の前まで迎えに来てくれるタクシーを手配してほしいと頼む。もろもろ込みで400DH弱。たけー！さすがにたけー！と心の中で叫ばずにはいられなかったけど、モロッコ人の朝はゆっくり、他にタクシーがいる保証もなければ、こちらのパーティーは体調不良者も抱えている。ということで、必要経費、私たちは確実に帰りたい！！と言い聞かせ、皆の持てる財産をかき集めて、支払い。最後の最後まで、ぼったくり。

《モロッコ7日目、最終日。》

🚙6:50 マラケシュ駅へ

朝ごはんをボックスに詰めてもらって、いざ出発。7:50の電車に乗るために、6:50にホテルを出たよ。タクシーだと思ってたらワンボックスみたいな車でした。たぶん公式じゃない。

👆7:15 マラケシュ駅着

電光掲示板が6:50から更新されないし、行き先はフェズ(方向真逆)だし、どういうこと？？遅延？取る電車間違えた？来る駅間違えた？と、プチパニック。動揺していても仕方ないので駅員さんに聞きに行く。電光掲示板の故障らしい。
　ちなみに、マラケシュ駅はグーグルマップがバグを起こしています。 “Marrakech Railway Station”だと「駅　閉業」と出てきます。隣に“Marrakech train station”という「列車乗車券代理店」と記された別の施設があるのですが、これがマラケシュ駅です。混乱しますが、駅は閉業していません。

🚃7:50 ONCF

定刻で発車。ほぼ満席でした。途中で乗り換えもあったけど、比較的快適に空港に向かうことができました。安心。途中、窓からたくさんの気球が見えて、とても幻像的で綺麗でした。

🇲🇦11:35 カサブランカ空港着

電車からできるだけ早く降りた方がいいっていうのを見ていたので、混雑に巻き込まれないように急いで下車。まず、駅から空港に入るのに荷物検査とパスポートの確認がありました。これが結構時間要したので、もう出遅れてたら…と思うとヒヤヒヤ。ここで別便で帰る若様とお別れして、出国手続きに進みます。これが、モロッコ人だれも列を作ろうとしないからカオス。スーツケースでバリケード作って自分のテリトリー守らないと、どんどん横から入ってくる。一人一人がパワープレイとチームプレイで割り込んできます。恐ろしい。出国手続きをなんとか済ませたと思ったら、次の出国審査でもかなり時間がかかりました。日本人はスムーズなんだけど、持ってるパスポートの国によってはかなり時間がかかるらしい。ただ、ゲート通過出来ればこっちのもん！お疲れ様でしたーーーーー！！！！！

🇲🇦14:00 カサブランカ発
✈️7h10m

アメニティは行きと変わらず。ただ、数が足りていないのか、後ろの席になると備え付けのアメニティが徐々に揃わなくなります。毛布は希望したらくれました。終始機内がうるさい。離陸と着陸で拍手が起こる。アメニティだけでなく、機内食の食器までなんでも持って帰ろうとする。など、私たちの常識との乖離が激しいモロッコ人でした。今回の機体のトラブルは原因不明のささやかな結露？水漏れ？のみでした。ちなみに、私の席のモニターは反応せず、使えませんでした。フォーエバーグッバイ、ロイヤルエアモロッコ。

🇶🇦23:10 ドーハ着

今回はトランジット時間が少ないので、顔洗ったり下着の交換だけしたりして、次のフライトに備えました。私も餅子も鼻が死んでいたので、ネットでも見た水色ののど飴的なものを買いました。気休め程度にはなりました。

🇶🇦2:15 ドーハ初
✈️9h40m

安心安全のカタール航空。トイレに近かったのだけどちょっとミスだったなって感じだけど、後ろ気にせずに背を倒せるし、周囲の乗客も日本人が多く、マナーも気になることがなく、ストレスから開放されたフライトでした。本当はインド映画をみる予定だったけど、疲弊していたのでメリポピリターンズを鑑賞。衣装と世界観が可愛くて大好きな映画です。

🇯🇵17:55 日本着

ネットで入国審査のQRコード準備してたこともあったのですが、モロッコで出入国かなり苦労したので、入国に時間かからないことに感動しました。

ただいま！！！