きっと歴史に残る試合【パリ五輪・男子バレーボール】

凄まじい試合でした

パリオリンピック、男子バレーボール準々決勝。
日本対イタリアの中継を観ました。
本当に凄まじい、胸が熱くなる最高の名勝負でした。

結果はフルセットに持ち込むも、最後の1点はイタリアが掴み取りました。
けれども。
この試合に詰まった物語は、この一言では全く伝わりません。

過酷なラリー。
繰り返される逆転劇。
お互いにのしかかるプレッシャー。
日本もイタリアも、とてつもなく苦しい戦いだったのは間違いありません。

一昔前、男子バレーボールにのめり込んでいた時代がありまして。
中垣内祐一さんを筆頭に、バレーボールがとても盛り上がっていた時期でした。
とはいえ、やはり世界の壁は果てしない高さだったのを覚えいます。
私は松田明彦さんが大好きすぎて、その頃は四六時中バレーボールの雑誌を読み漁る日々でした。

きゃー!貫禄!!

松田さんたちが活躍されていた頃は「予選通過」だけで喜んでいたんですよね。
メダルなんて夢のまた夢、という感覚でした。
世界との壁は本当に高すぎたのです。

それが今、世界屈指の力を持つイタリアと互角に渡り合う試合を繰り広げたのです。
私が目を離していた間に、日本男子バレーはどれそどの研鑽を積み重ねてきたのでしょう。
今回のパリ五輪はそんな努力が目に浮かぶような、本当に本当に凄まじい試合だったのです。

選手の皆様、本当にお疲れ様でした。
日本のバレーボールに希望の光が差した、そんな試合だったと思います。
ここまでバレーボールを高めてくれたことに感謝しかありません。

きっと後悔や苦しさもあると思います。
それでも、私はあの試合を観ることができて本当に幸せでした。
この光がまた次に続きますように。
これからも応援していきます!


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