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食い倒れツアー@札幌

先日、ものすごく久しぶりに札幌に行く機会がありまして。
とはいえこの渦中ですから、誰と会うこともなくて。
粛々と用事を済ませてから余った時間でやったことは、もちろん。

聖地巡礼。
という名の、ひとり食い倒れツアーです笑

札幌駅から徒歩圏内で、行けるところを散歩してきました。
本当は札幌ドームとか真駒内アイスアリーナも行きたかったんですが、距離的に交通機関を使わないと難しいので、今回は諦めました。

まず目指したのは、DONGURI(どんぐり)。
札幌市内を中心に展開している有名なパン屋さんです。
次に目指す場所の関係で、大通店を目指します。
※うろ覚えですが、源さんが通っていた店舗は麻布店なので厳密には聖地ではなかったはず。
しかも麻布店は令和元年に閉店してしまったのです。しょんぼり。

そして。



道に迷いました。



実はワタクシ、碁盤の目になっているような地形でも道に迷います。
もはやこれは迷子スキルと呼んでも過言ではありません。
気が付いたら真逆の方向にいることもしばしば。
ふと確認したら、もはや大通店ははるか彼方であることが判明しました。
よって、潔く1件目のどんぐりさんは諦めました。

なんていうか、分かりやすい波乱万丈感ですね。
そういう人間です。知ってた。

さっさと気持ちを切り替えて、次に向かいます。
実はこの道中でもあちこち寄り道しておりました。
これは全く源さんとは関係ありませんが、狸小路に新しいお店を見つけまして。

道に迷ってあちこち散歩しすぎて、相当にヘトヘトな時に見つけたお店です。
ハニーレモネードの専門店で、なんとサブスク(定額制で毎日1杯レモネードが飲めるシステム)もやっているのだとか。
とにかく水分欲しさに入ったのですが、これが想像をぶっちぎって美味しい!
レモンのフレッシュ感とはちみつの甘さが絶妙で、控えめな炭酸がまた最高にマッチしているのです。
美味しすぎてその場で2杯目を注文してしまいました。
「追いはちみつ」「追いれもん」という追加オプションもあり、合わせるとしっかりした酸味と甘味が加わってまた美味しい。
狸小路のオアシスです。
これを書いているだけで、また飲みたいと思っている私がいます笑

店内がカワイイ


レモネードは天然のエナジードリンクかも知れない



そんな寄り道をしつつ、向かったのが「やまか」さん。
ジンギスカンのお店です。

芸能人御用達という感じもありますが、源さんも2年ほど通われたとの話もあります。
(お客様が増えたせいか、最近の来訪情報はありません)

どんなものを頂いたのかなあと思い、一度は行ってみたかったんですよね。
正直ジンギスカンを食べようと思ったら、自宅でラム肉買って焼いてしまう道民の悲しい性。
私個人としては、あまり店舗で焼いて食べることがないのです。
今回はライブでもありませんし、源さん関連のお客様もいないだろうと思いつつ、思い切って訪問してみたのです。
あ、ちなみに今回はたどり着けました。


迷ったのは2回だけです。
2回は少ないからノーカウントです。

いつもは円筒形の薄いマトン肉を食べる私、ちょっとカルチャーショックでした笑
ラムもマトンもスッキリしたお肉で、お上品なのです。
臭みもほとんど感じられず、種類によっては多少赤くても食べられるほどの新鮮さ。
お肉がとても高クオリティなので、タレはもちろん、塩で食べるのもメチャクチャ美味しかったです。
その時はマトンヒレという部位もあったのですが、これもまた劇的に柔らかくてあっさりしていて、美味しい。
円筒のマトンも好きだけど、源さんに食べてもらうなら絶対にこっちだ!と改めて思いつつ、お肉を堪能しました。

余談ですが、おひとりさまもカウンター席があるので安心です。
目の前にジンギスカン鍋を置いて、じっくり焼くことができます。
肉を注文するともやしや玉ねぎなどの野菜は無料で付いてきますので、栄養バランスも良い感じです。
(店員さんが事前に説明してくれたので助かりました)
締めうどんならぬ締めラーメンもあるそうですが、かなりお腹が一杯になってしまったのでこれは次回頂くことにしました。

アスパラ以外は無料のお野菜です


ラムタンも頂きました


源さんのサインは入口近くに。結構分かりやすい場所です。

2016年ですって



そして次は、超有名店「パフェ、珈琲、酒、佐藤」のパフェです。
こちらは2019年「POP VIRUS」ツアーの際に、楽屋ケータリングで提供されたパフェ屋さんです。
ライブツアーの円盤にも源さんがパフェを前に話すシーンが収録されていますね。

あっ、こちらは道に迷いませんでしたよ。
奇跡です。

とはいえお店に入り、恥ずかしさも抱えつつ「星野源さんが頼んだパフェって…」と店員さんに確認しましたら。
確認してきますという言葉を残して、店員さんが奥に入っていきました。
そうですよね、もう3年も前の話ですから。
源さんが食べたなんて話を、知らない人のほうが多いのかも知れません。

少し経った頃、別な店員さんが来てくれまして。
「星野源さんが食べたパフェは当店では扱っていない」と教えてくれました。
なんと系列店の「佐々木」さんで提供しているイチゴのパフェが、源さんの食べていたものだというのです。
そっかあ、違うお店だったか…と諦めかけていたら(まあどのパフェも美味しそうでしたし、別なのを食べようと思っていたら)、店員さんが「佐々木」さんの場所を教えてくれたのです。
そちらで注文していただければと、離席を促すような優しい言葉までかけていただけました。
本当に申し訳ありませんでしたが、お言葉に甘えてお店チェンジすることに。
佐藤さんありがとう、次回は佐藤さんでパフェ食べます!


徒歩で数分という近場に系列店「パフェ、珈琲、酒、佐々木」さんがあります。
こちらは地下のお店で、佐藤さんとはまた違った空間です。
(余談ですがこちらでも星野源さんが食べたパフェは?と店員さんに聞いてみましたが、勤務年数が浅いこともあり、ご存じありませんでした。そりゃそうか。)

勢いよく「『佐々木』堪能コース」を選んで注文。
私はどうしても源さんが食べた(と思われる)パフェを食べたかったので、追加料金を払って「苺と焦がしカスタード」にしました。
他にもお酒、お通し、コーヒーまで付いてきます。

札幌名物・締めパフェといえば佐藤!と言われるほどに有名どころのパフェです。
系列店というのですが、メニューはかなり似ています。
しかし「佐々木」でしか食べられない限定メニューもあるそうです。
そのひとつが苺のパフェなのかしら。

あれだけ目一杯ジンギスカンを詰め込んできたはずなのに。
まあパフェが美味しいんですよ。
苺のソルベは濃厚だし、クリームはパリパリしてるし、フレッシュな苺の酸味も、間に入っているジュレも、とにかく口に入れるたびに風味や食感が変化していきます。
えっ美味、えっヤバ、えっどういうこと、えっ美味…の繰り返しです笑
パフェといえば甘いイメージですが、それほど甘味は強くありません。
お酒と絶妙に合うんですよねえ。

ちなみにこのコースを頼むと、パフェの前にお酒が、そしてお通しが出てきます。
お通しの中身は「気まぐれの一皿」ということで、日によって変わるようです。
この日は鶏ハムとか、セロリのマスタード和えとか。
あとピスタチオの燻製が結構なやみつき具合でした。
帰りに自宅用に買ってしまいました笑
ちょうどパフェを作るさまを、お酒を片手に眺められるのが至福のひとときです。
パフェを食べているとコーヒーも来てくれるので、ほんのり甘いお口の中も一気にスッキリです。
完璧すぎるコースとは、まさにこのことです。

お通しまでシャレオツ


完璧すぎるパフェ。結構なボリュームです

ちなみにパフェフラッグの話が、きっと佐藤さん系列のケータリングサービスなんでしょうね笑
確かに佐藤さんにパフェフラッグを作ってもらえるのは頂点!

星野源とOrono ドームツアー・札幌ドーム公演の楽屋を語る



そんな訳で、おひとりさま聖地巡礼(と称した食い倒れツアー)は無事に幕を下ろしたのでした。
当然ですがその日の摂取カロリーはぶっちぎりでオーバー、翌日までお腹一杯だったのは言うまでもありません。
後悔はありません。
ただ次回はもうちょっとペース配分考えよう。

こんな渦中で沈むことばかりですが、聖地巡礼なら誰にも迷惑をかけません。
おひとりさまなら感染リスクも低いですし、何よりも自分のペースで思いを馳せることができます。
これはもしかしたら、今やっておくべきイベントかも知れません。

あと、道に迷うことで移動距離がバカみたいな数値になっていました。
摂取カロリーはオーバーしたけど運動消費カロリーで挽回した感じです笑
たまには迷子も楽しいですよ。

そのうち、また源さんが新規開拓してくれる日を願いつつ。
今はその痕跡に感謝して、経済を回していきたいと思います。

余談ですが別な意味でも痕跡残してみた


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