第44回日本アカデミー賞雑感

日本アカデミー賞、授賞式でそれぞれ最優秀賞が発表されました。

星野源推しとしてはもちろん「罪の声」に注目でしたが、最優秀脚本賞に野木亜紀子さんが選ばれました!
野木さんの脚本はどれを取っても愛と知性と躍動感に満ち溢れてますよね。
特に「罪の声」はとんでもない長さの原作本を、これでもかと短くしたのに分かりやすいとい神業炸裂です。
個人的に大好きな脚本家さんなので、たくさんの方々に認められて本当に嬉しい!!!

とはいえ。
優秀賞ノミネートはたくさんあったのに、最優秀賞はこの1本のみでした。
まあ授賞式を見ていたら、やはりそれなりにそれぞれの作品にも「選ばれる理由」は見えてくるんですよね。
見ている作品、まだ見ていない作品、色々ありますが、それぞれにエピソードがあって。
「罪の声」が選ばれなかった寂しさももちろんありますが、受賞理由を聞いてあれこれ納得してしまうのでしたw

やっぱりFukushima 50は壮絶だったし、MOTHERも深淵を抉るし、ミッドナイトスワンの新境地もかなり印象深かったです。

何よりも。
源さんご自身が授賞式をたくさん楽しんでくれていて、それが眼福でした!
おめでとう、たくさんの映画たち。
ありがとう、こんなご時世でも素敵な映画を届けてくれて。

いつか源さんが最優秀賞に輝くことを願いつつ。


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