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#18 大切なのは移動で疲れないこと

定年間近の54歳で会社を辞めフリーランスになった。
無謀とも言えるけど、だからこそ見えたこともたくさんあったので、それを共有していきます。

今日は、#18「移動で疲れないこと」です。

新幹線はグリーン車に乗る。

これを言うと「儲かってますねー」と揶揄されることも多い。

でも、出張が多く、そこで何に気を使うかと言うと
「移動で疲れないようにすること」
これに尽きる。

会社勤めの時、通勤が1日の疲労の多くを占めていた。

では、どうやって移動で疲れないようにするか。

方法は2つ

▪️一つ目は、移動の間、自分だけの空間を作ること。

他者に気を使いながら長い時間過ごすのと、自分の空間で同じ時間を過ごすのでは疲労度が全く違う。

新幹線は、普通席とグリーン席ではこの環境に大きな差が出る。

普通席は肩が振れるほどの席と席。
そして、最近では、インバウンド客も多く満席が多い上に身長185cmの私はとにかく狭い。

これがグリーン車になると席が広い上に隣席にはまず来ない。

だから、大阪までの2時間半、2つの席を占有出来る。

1人分の金額で2席が占有出来るコストパフォーマンス

そして、時折、ひかりのグリーン車にも乗る。

時間にして20分ほど余計にかかるけど、ゆっくりした時間を持てるし仕事に集中出来る。

そして、ひかりのグリーン車の隣席には99%人が来ない。

そもそも車両にほぼ人がいないからとても静か。

社員旅行で朝からビールを飲みながら談笑するグループとは、まず、一緒にはならない。

2時間半の疲れが全く違う。

金額もEX-ICカードで早めに取れば、グリーン車は、わずかの金額差。

飛行機のエコノミーとビジネスのような大きな格差はない。

普段、都内に出る時も、家を10分早く出て、急行に乗らず、各駅停車に乗る。

すし詰めの急行に1時間乗る疲労は相当なもの。

仮に座れればパソコンを開くことが出来る。

立ったままの30分とパソコンが開ける40分

時間価値が全く違う。

「移動には自分の空間を作る」

これが疲れない一つ目の大切な方法。

▪️移動に疲れない二つ目の方法は、「乗り換えや接続やそれに伴う時間的身体的制約を出来るだけ無くす」こと。

例えば、博多→大分間

鉄道だと新幹線で小倉へ、その後、特急ソニックに乗り換える。

これだと、駅での登り降り、そして乗り換え。乗り換えに伴う探索ストレスが発生する。

なので、バスを利用する。

天神(博多)→大分には高速バスが頻繁に出てるので、それに乗る。

バスの席はゆったりしてるし、何よりも一度乗れば、そのまま目的地へ到着する。最近ではWi-Fiも完備されている。

乗り換えを出来るだけ減らし疲労を回避。

また、横浜の自宅から博多に行く時も新幹線を使う。

新幹線4時間半

これを言うと周囲からは「信じられない、耐えられない」と言われる。

でも、飛行機の場合、ギリギリにはいけないから余裕を持って出る。
そして羽田空港に行く時間もかかり、チェックインして荷物を預けて、上着を脱いで手荷物のセキュリティ検査を受ける。
搭乗口に行ってもすぐには乗れず、順番に案内され、ようやく乗っても荷物を上の棚に上げたり。
そして席がとても狭く隣とも密着。

飛び立つ時、シートベルトしなさい、パソコン消しなさいなど、色々、注意され、ようやく飛び立っても1時間も仕事が出来ないばかりか、搭乗中、メールもLINEも出来ない。

福岡空港も近いとは言え、荷物を待ってピックアップ後、博多駅まで地下鉄に乗り換える。

そんなこんなで新横浜駅から博多駅に行く時間とは同じになる。

でも、新幹線だと乗ってしまえば4時間半自分の空間と時間。

眠くなれば寝ればいい。

誤解を避けるために言うと、別段、飛行機が嫌いでは無い。

やはり、非日常感があって、気分は上がる。

それに明らかに時間の差が出る鹿児島や熊本などは、飛行機で行くのは当然。

要は、時間の有効利用と疲労を回避したい。

会社員とフリーランスの決定的な違いは、時間の対価で賃金をもらうことに対して、成果に応じて報酬が支払われることだと思う。

常に最大のパフォーマンスを発揮するためには出張先に着いた時、疲れていないことが大切。

そして、先方の期待する以上の成果を上げる

そのために移動をいかに味方に付けるか。

試行錯誤は続きます。

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