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#17 1人会社を選択した

定年間近の54歳で会社を辞めフリーランスになった。
無謀とも言える行動だったけど、それまで見えなかったこともたくさんあった。
それを共有していきます。

今日は、#17「1人会社」です。

独立する時、漠然と個人事業主として開業するんだろうと思ってた。

だから、税務署に開業届を出し、区役所に国民年金の手続きをするつもりでいた。

そんな折、縁あってお会いした司法書士の先生が私のビジョンを聞いて、「西山さん、それは会社にしないとダメですよ、ちゃんと定款作って進みましょう」と言うアドバイスをもらうことに。

でも、会社組織を大きくする野望は無く、自分の力で生きていくこと、私の持つ知識や経験で誰かの課題を解決すること、この2つを中心にすると1人で活動することを選択したい。

そんな意思が実現できるかのように2006年に改正された会社法では、それまで株式会社設立に必要だった資本金1,000万円は1円に、3人必要だった取締役は1人にハードルが大きく下がっていた。

と言うことで、それを活用し、株式会社を設立、今に至る。

法人化することで色々煩雑なことはあれど、やっぱり正解だったと思っている。

法人格により契約行為も出来るし、何よりも法律に則ることで信頼度も上がる。

ちなみに1人で設立出来るのは、株式会社の他にも合同会社と合名会社がある。

でも、当時はこの比較をするところまで頭が回らず、株式会社にしたけど、最近、周囲では合同会社で設立される方も増えている。

「1人会社」を考えてる方は比較してみて下さい。

フリーランス=個人事業主のように言われることもあるけど、フリーランスは働き方のこと、個人事業主は税法上の分類のこと、ここは混乱しないようにしましょう。(私も最初、混在してました)

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