部位と全体

最近の自主練のマイブームは鎖骨と胸骨

我ながら変態的だが楽しいからしょうがない。
ここに最近骨盤(特に仙腸関節)が加わってきて意識して動かしていると、どうも首が窮屈になる。

私の師匠に確認すると、頚椎1番が動いていないとの事。
ここで、自分ではその辺りも動かす意識でいたのだが、実際は頚椎2番・3番辺りが動いているとの事。

ここでの気付きは2点
・自分で動かしていると思っている部分と実際が異なっていても、身体より頭の思考が上回っている。
・頚椎2番・3番を動かしているため、頚椎・胸椎のカーブは急になっているため、胸骨の圧迫感も強い。

頚椎1番のこつは、耳の前と後ろ辺りのあごの骨2点でのバランス。
あごを引くが、ほんとに数ミリ単位でうなずく感覚。
それ以上は、頚椎2番・3番辺りが動いて、結果首が前に出てしまう。

身体の上部末端の感覚が出ると、胴体の感覚が掴みやすくなる。
逆に、中央を行って末端の違和感があったからこそ、末端を意識出来たともいえる。
とすると、頭と逆の骨盤辺りの意識はまだまだと感じる。

どちらが先でどちらが後とも言えない。
どちらかをしっかりすると、一方の感覚も掴みやすく、その一方を感じると、またさらに逆の一方の不足を感じる。
結果、永遠に完璧はないのだと思う。

今出来る事をどれだけ一生懸命行えるか、受け身でなく自分からの疑問に出会えるかが大切。
合気道はつくづく、気付きの武道だと感じる。

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