7/9 日声協オンライン研究会：小林沙羅

【オンライン研究会一覧】

今回は7/9に開催されました【日本声楽家協会オンライン研究会 in Zoom】〈発表者（講師）：小林沙羅先生〉 の模様をお届けします。

【テーマ】
暗譜の秘訣～シューベルトの有節歌曲「野ばら」を読み解く

【要旨】
暗譜は作品の理解を深める手助けをしてくれます。
けれど音楽を勉強する人は皆、暗譜に苦しめられた経験があるのではないでしょうか。特に有節歌曲は違う歌詞で同じメロディーが繰り返され、覚えるのに苦労します。
私自身も有節歌曲の暗譜には大変苦労して来ました。そんな中で見つけた私なりの暗譜の秘訣をご紹介したいと思います。
シューベルトの名曲「野ばら」を譜読みから暗譜まで、そして歌詞の内容や表現までを含めて読み解く事でお伝えできればと思っています。

参加された皆さまからは、
「小林沙羅先生のお話、自分にとってためになるお話でした。暗譜はいつも苦労しますが、先生も工夫をなさって覚え、自分のものにするまで努力なさっていらっしゃること、勉強になりました。これからも素敵な歌を楽しみにしております。」

「年を重ねると暗譜に時間かかるのですがそれ以前に老眼で歌詞が見にくい、音符の位置を見誤る等、たくさんの困難があります(笑)。そんな中でも耳で聞く譜読み《発音》～暗譜に至るような手段として音源聞き比べはプロの方もされてるんだな、と思いました。もちろん楽譜を見てからの作業ですが。いろんな暗譜の仕方を教えていただきありがとうございます！また、ご教授下さい。」

「シューベルト×ゲーテの『野ばら』を例に、暗譜の秘訣と題して楽曲への向き合い方をご紹介いただきました。
何気ないちょっとしたお話のなかに、ヒントがたくさんちりばめられていて、とても楽しかったたです。」

など感想をいただきました。
次回のオンライン研究会もぜひご参加ください。お待ちしております。

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【発表者】内藤明美（声楽家）

【日時】7月23日（土）15：00～16：45

【テーマ】
E.W.コルンゴルトの魅力 その2

【要旨】
「E.W.コルンゴルトの魅力」の第一回目では、Ｇ.マーラー、Ｒ.シュトラウス、Ｇ.プッチーニらの作曲家から称賛を浴び、驚嘆を持って迎え入れられた天才、Ｅ.Ｗ.コルンゴルトについてお話しをしました。今回はその第二回目です。
時代の大きなうねりはコルンゴルトにも無縁ではありませんでした。前回はオペラや声楽曲を中心にご紹介しましたが、今回は彼の更なる魅力を知る為に器楽曲もご紹介したいと思います。

【参加資格】
正会員の皆さまの他、一般・個人会員の皆さまもご参加いただけることとなりました。以下、詳細です。お誘いあわせの上、またのご参加を心よりお待ちしております。

●一般、個人会員の方
【参加費】
　一般：1,000円
　個人会員：500円

【半年パスポート】もございます。
　一般：半年間7,000円
　個人会員：半年間5,000円
半年で14回～16回程度を予定しております。
お申込みをされた月より半年の間に開催される研究会すべてにご参加になれる大変お得なパスポートです。

詳しくはこちらのページよりご確認いただけますと幸いです。