【読書メモ】塀の中の教室:元法務教官が語る更生の現場(安部 顕 著)

茨城農芸学院(少年院)の一般公開で、法務教官という存在を初めて知った。
Twitterで知った法務教官:へいなかさんの本書で、少年院を取り巻くを環境が身近に感じられた。

【読書メモ】
塀の中の教室:元法務教官が語る更生の現場
安部 顕 著
https://www.amazon.co.jp/dp/B0988412YB/
(Kindle Unlimited 対象)

少年院の中で行われていること、入ってくる子どもたちのことが、具体的に書かれていて、イメージが湧いた。
家庭環境、発達障害は相関がある様子。
少年院は教育機関ということを初めて知り、法務教官は教育者であることも知った。
巻末付録の「安部的矯正教育7ヶ条」も素敵。

●一番グッときたところ
更生とは、「どうせ俺には変われねぇよ…」という諦めとの戦いなのだと思う。だから、本人が諦めるような場面で、それでもなおその子の変化を信じ抜く人間の言葉でなければ、彼等の心には刺さらないのだと思う。
(巻末付録2)

へいなかさん:https://twitter.com/Heino_naka

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