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[2022年カレンダー]2月について

みなさま、ごきげんよう。

2月が始まりました。

毎月一つづつお披露目していく、「2022ニシユキテンオリジナルカレンダー」。
早速ですが、2月のカレンダーをご紹介したいと思います。

2022年2月のカレンダーは、金剛法菩薩さま。

2月のカレンダーは、金剛法菩薩さまになります。

モデルは、東寺の講堂にある立体曼荼羅の五菩薩像のうちの一つ、金剛法菩薩さまでございます。

金剛法菩薩の制作した時期は、確か、2021年の3月中旬頃だったと思います。

五菩薩の内、残り3体(金剛法菩薩・金剛業菩薩・金剛宝菩薩)が未完成でしたので、ちょうどこの時期は4月の個展開催までの約1ヶ月で3体を仕上げねばならないという状況でした。

この約1ヶ月の間は、2月終わり頃から3月初めにかけて金剛宝菩薩を、3月中旬にこの金剛法菩薩、3月後半に金剛業菩薩を仕上げたという訳です。

下書きの段階でちゃんと目処がついていれば、あとはなんとかなるもので、とにかく、丁寧に下書きを必死に描き進め、色塗りをし、そして顔をくり抜いてそれぞれ完成させました。

細部を書き込んでいっている下書きの様子
色塗りをしている様子
完成!
お顔もくり抜きました!

撮影時は、2021年初夏。下津井城跡にて。

記憶とは、本当に曖昧模糊なものですね。

2021年の夏頃に撮影したような気がする…と思い込んでおりましたが、改めて撮影日を調べてみると、6月上旬に撮影しておりました。

撮影場所は、倉敷市下津井にある「下津井城跡」で行いました。渋い!
現在は、瀬戸大橋架橋記念公園の一画にありまして、散策路を進むと、本丸、西の丸、東の丸の跡がのこっております。倉敷市の文化財紹介HPによると、慶長8年(1603)に岡山藩の家老池田長政が城主となりましたが、どうやら、寛永16年(1639)には廃城となったそうです。
とはいえ、関連する文献や絵図などの史料がほとんど残っていないそうなので、わずか36年間のお城が稼働していた様子を想像してみると、人の人生に例えたらかなり長い年月のような気もしますが、長い歴史としてとらえると、ほんの一時、一治世の間の出来事だったんだよなあ…としみじみしてしまいました。

確か、案内表示だけですが、馬屋跡もあったような気がします。
ここで約380~400年前に、瀬戸内海を眺めながら島々で人が働いていたのだなあ…と思うと、感慨深いものがありました。

2022年カレンダーをプレゼント!

ネットショップでお買い求めいただいた方限定にはなりますが、引き続き、1,500円以上お買い物をしていただい方を対象に、「2022年ニシユキテンカレンダー」を1冊絶賛プレゼント中でございます。

https://note.com/nisiyukiten/n/n2aae2034a39a

なかなか外にでる機会も減ってはきておりますが、ニシユキテンカレンダーで、少しでもワクワクしてもらえたら嬉しいです。

まだまだコロナ禍が続きますが、少しでも収束に向かう日が1日でも早く訪れますように。
皆様のご健康をお祈りしております。

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