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メラメラと闘志が湧いてくる!?!火焔光タイプの光背スマホスタンド

皆様、ごきげんよう。

今回は、光背スマホスタンドの新作「光背スマホスタンドー火焔光(かえんこう)ー」についてご紹介いたします。

光背スマホスタンドに新しい仲間が加わりました!

皆さま、覚えておいででしょうか。
2020年7月に菩薩さまが背負っていらっしゃる「挙身光・蓮蓮弁」タイプの光背スマホスタンドについてご紹介させていただきました。

■「あなたのスマホに後光がさす!?光背のスマホスタンド」
2020年7月28日noteにて投稿
https://note.com/nisiyukiten/n/n175956455e59

その時、スマホスタンドの紹介記事を書きながら、最終的に、

「あると便利、なくても平気、それでもあったら素敵かも。」

という素晴らしいフレーズが生まれた、例のグッズ "光背スマホスタンド” でございます。別バージョンを徐々に展開していく中、次に選んだ題材は、火焔光でございます。

火焔光とはなんでしょうか?

そもそも火焔光背は、燃え盛る焔の形をした光背になります。主に、憤怒の表情をしている明王や天部の皆さんが背負っていらっしゃいます。
この火焔光背は、怒りの表情をさらに強化させる役目を担っております。火焔光背を背負っているほとけさまを眺めるたびに、身の縮む思いをした方も多いかと思います。

ちなみに、天部の皆さんが背負っていらっしゃる光背は、「火焔輪宝光(かえんりんぽうこう)」といいます。こんな感じ↓のものです。

火炎輪宝光ー色付き

頭光(ずこう)の光背で、仏像の頭部から光がでているようにみせる光背で、車輪型の武器である輪宝がモチーフになっています。

お不動さまの光背

お不動さまの光背は、「火焔光背」「迦楼羅焰(かるらえん)」とも呼ばれています。迦楼羅は、煩悩の象徴である毒蛇を食べると考えられていることから、不動明王の知恵の焔は煩悩を焼き尽くすことを示すために、迦楼羅が配されているという言い伝えもあります。

お不動さまの火焔光背には、時代や年代によって、様々な形があり、デフォルメされたものや、迦楼羅の頭を配した焔であったり、写実的な焔が描かれていたりします。太子様不動像の場合は、火焔の中に正面向きの迦楼羅頭が配されていたり、円珍様不動の場合は、迦楼羅頭を表さないのだそうです。また、十九観不動像の光背では、火焔の各所の横向きの迦楼羅頭が配されたりもするそうです。

今回、スマホスタンドで使用しますので、立像で使用されている火焔光背を参考にいくつか描いてみました。迦楼羅頭をいれるかどうか、大変迷ったのですが、最終的に、今回はシンプルに火焔のみで展開することにしました。

イラストを描いてみた

火焔光背イラスト比較

火焔光背についての特徴を書籍や図録等で調べながらイラストに興していくわけですが、なかなか手が動かない日もありました。「焔ってなんだろな?」「光背ってなんだろな?」を問い続けながら描いておりました。改めて思い返してみると、光背についてはまだまだ奥深く、今だに消化できていないことも発覚したりと、新しい発見もありました。

当初は、「挙身光・蓮蓮弁」タイプのように細部にわたって描くかどうか迷ったのですが、焔の荒々しさや強さといった面を強調したかったので、敢えて太いラインで仕上げております。

結局、右側のどっしりとした火焔ののイラストを元に、光背のスマホスタンドを作ることになりました。

MDFに焼き付けてみましたよ!

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データ上では、ラインの起伏等、若干修正が入っていたりもしますが、大まかなデザインの変更もなく進めることができました。

最終版のイラストをパッと見ただけでは分からないのですが、実は、その前段階のイラストでは、光背の焔部分の黒っぽいところありませんでした。どうやら、レーザーカッターでの細かい焔の再現処理が難しいというころで、全体のバランスを見ながら細かい部分は黒で塗りつぶしている箇所がいくつかあります。

縦でも横でも!

はい、このように、スマホを縦でも横に置いてつかうことができます。

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ちなみに、サンプル画像で使用しているスマホやタブレットは、iPhone SE (第1世代)4インチ (H125 × W 62 [mm])と、Kindle Fire 7インチ(H 190×W115[mm])になります。

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光背スマホスタンドー火焔光(かえんこう)ー

素材:MDF
サイズ:
光背本体:W 約 100 × H 約 160 × D 約 2 (mm)
脚部分:W 65 × H 86 × D 2 (mm)
脚部分装着時:W 約 95 × H 145 × D 約 84 (mm)

7インチぐらいのものであれば、問題なく使うことができます。

ケーブルを通す穴!もちろんあります!

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ケーブル類を通す穴もありますので、充電をしながらの使用ももんだいなくできます。

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お好みではありますが、共通で台座部分にも丸い穴がありますので、ここにケーブルを通してケーブル類の混線を防ぐこともできます。

おわりに

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いかがでしたでしょうか。
光背スマホスタンドの新しいバージョン「火焔光」タイプができるまでの制作模様を中心にお伝えしてまいりました。

お気に入りのスマホや小さなタブレット端末を置いて、お仕事や作業、家事などに励んでいただけたら嬉しいです。


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