あいうえお作文【さし】
『差し歯』を何回も言ってみます。
ーなんで?ー
『差し歯』を何回も言ってみます。
ご唱和下さい。
ーみんなで言うの?ー
さしばさしば…
鷲のなかまのさしば
ー仕方ない。 はい、皆さんご一緒にー
さしばさしばさしばさし
ばさしばさし馬刺し。
さう言えばさしばさ…。
m(_ _)m
これだけ言った後なら笑えるかと思いまして。
あれ?言わなかったのですか…。
残念、面白さ半減です。
何事もやってみなくちゃ!(失礼しました。)
冗談はさておき『馬刺し』については思うところがあります。
馬刺しの味の記憶がないのです。
いえ、何度か宴席などで出た記憶はあります。
用意された食事は残さず食べる主義ですので
食べてはいるはずなのです。
一度も食べずに嫌いだとは言いたくないので
食わず嫌いもしません。確実に食べたはずです。
なのに…
「馬刺しってどんな味?」と聞かれたら答えられない。
レポーターじゃありませんので、ひとまず私の語彙力の問題は置いといて。
記憶がないのです。
オーストラリアで食べたエミューとクロコダイルの味は覚えているのです。
馬刺しも出合う機会はめったに無いので食べる時には興味津々なはずですが。
その時、私に何があったのか…。
ー大概飲んでいる時が多いからでしょうー
人生で記憶にない事がもう一つあります。
オーストラリアで知り合った友達と横浜中華街へ食事に行ったという話です。
聞くと、忘れるはずがないシチュエーションなのです。
私の仕事の都合がつかなかった為、休みを取れずに仕事終わりに直接スーツ姿のまま一人で待ち合わせ場所に行ったというのです。
初めての場所に何時間も掛けて。
(西日本に住んでいるのでおいそれとは行けない場所です)
その時一緒に遊んだというみんなの話を聞くと、
電車の乗り換えが分からず携帯電話で話しながら待ち合わせ場所についたそうです。
みんなからそう言われると、記憶の片隅にスーツを来て電車を待っている自分が…。
いやいや、これは話しを聞いてイメージした映像だ。
だって、中華街の記憶は相変わらずありません。
仕事終わりにスーツ姿で何時間も掛けて一人で新幹線に乗り、泊まりで遊びに行って覚えていないなんて事があるのでしょうか?
あるんです、これが。
みんなが揃って嘘をつく理由もありませんし、
ドッキリなら20年以上経った今でも
『ドッキリ』と書いたの看板を持った運命の人は私の前には現れません。
時々探してはみますが、今さら告白されても
皆さんならどんなリアクションを取りますか?
「は?なにが?いまさら?」としか言いようがありません。
※注意 恋愛話ではありません。
『解離性健忘』はトラウマやストレスによって引き起こされるさうです。
私にトラウマになるやうな事があったのでせうか。
私に何をしたのだー!
誰だー!!
知らないうちに変身出来る身体にされていたのだとしたら…?
私自身が変身方法を見つけていないだけ?
言っといてくれないと変身方法を探す大人は中々いないですよ。
誰かさん。
ヒーローならいいですけど…。
たしか仮面ライダーも元々悪の結社に改造されたわけで、
怪人みたいな姿になる可能性もあるわけで、
富良野は寒いわけで
お前が好きなわけで
ちょびっとでも分かってもらいたいわけで
ちなみに、オカズって変な意味じゃないんで嫌いにならないでね
あれ?RADWIMPSの『いいんですか?』の歌詞になっている。どこから?
ー富良野からです。確実にあえて入れてます。歌いたかっただけのやつです。
「だって俺のこの世の最後の言葉はあなたにいう『ありがとう』」という歌詞がめちゃめちゃ好きです。ー
なんの話でしたか。
あ、さうだ。記憶がない話でした。
『あいうえお作文』はいつの間にか、桃太郎の話になっていたので、桃太郎の話だと思って読んでくださった方もいらっしゃると思いますので少しでも書いてみようと思います。
~しばし、お話の世界を覗いてみましょう~
「桃の中にいた時の記憶?それが全くないのです。」
桃太郎は首を傾げて答える
「クケケケだって、出てくる前から喋れたわけだろ?」
「それは、そうなのですが…」
「うちの子は…」
「それで拾って来たのか!」
「んーん。らって、お腹すいてたし、林檎硬いからま、いいかなとおモグモグ」
「だから、食いながらしゃべるなって!!」
「らって、お腹がすいたし」
「今日、一日中食ってるぞ記憶力は大丈夫か?」
「食うって、結構体力を使うんだお。食うとお腹がすくんらろ」
「いいから、そのデッカイ林檎探すぞ。
どこで見たんだ?」
「あっち」
「いくぞ!」
「食ってからでいい?」
「リフレインが叫んでるよ。」
「どうして?どうして?」
「それ!」
【すせ】に続く…
差し支えない範囲でサポートお願いします。