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【表現評論】メモリーズオフ初代(1st) コアレビューその3 かおるルート【全作再プレイシリーズ】

シリーズ全般のネタバレが含まれます。

●前回の感想

●かおるのBGM

やっぱりこのBGM最高やな(n回目)。無限に前向きになれそうな曲。

●とりあえず一緒に勉強

かおるから数学を教えてくれと言われ、数学を教えることに。このゲームね、基本一緒に勉強しかやることがないですからね。何せ登校して授業受けて飯食って下校するだけなんで。定期テスト対策を通して仲良くなるというパターンが多用される。そこがいい。でも主人公数学得意じゃないし、まあ数学教えては口実っぽいですね。かおるの方が気になってる雰囲気はある。しかしはなぜ日によって一緒に勉強したりしなかったりするのか。毎日一緒にやればいいのに。

●マックで勉強

マックとは言ってないけど。現実でもマックとかカフェとかで勉強する人結構いますが、個人的には外では全く集中できない。図書館がギリ。

●誰と来てるのか

マックに誰と来てるのかやたらと気にするかおるさん。こんなん絶対気がありますやん。どのタイミングでこいつええやんとなったかはよくわからんけど、接触回数も一番多いし、不自然ではない。電車の時間を探ったりと、2回目の勉強のタイミングで完全に狙いにきている。

●テスト後に遊びにいく

信と主人公とかおるで遊びにいく話に。かおるは主人公が行くなら行くということで、もはや好意を隠す気もないです。女一人だとアレだからと(信の提案で)唯笑も誘ってるけど、なんかよくわからん理由で断られます。これ唯笑さん、かおると主人公の仲を察してるよね。信も女の子探してくるとか言って(クラスに女子がいるのに無視して)教室からいなくなるけど、こいつも察してる説。でも察してるなら最初に唯笑を誘えと言ったのはだいぶおかしいな。うーん。唯笑は察してそうだけど信はよくわからない。あるとしたら唯笑が断ることも想定してるパターンだけど、いや、脚本もそこまで考えてないでしょ〜。全てが考えすぎな気がしてきた。でも信の奇行を説明するにはそれ以外ないという。

●人と人の距離が近づく瞬間

人と人の距離が近づく瞬間って、どんなタイミングなんでしょうね。初見でこいつええなと思ってから自然と近づくというのが一番多い気はしますが。誰と仲良くなるかはもはや会った瞬間に決まっていて、他の理由は全て後付けなのかもしれない。そもそも理由というのが出逢いに限らず人間が勝手に生み出した後付けとも言えますが。かおると主人公はまさにそんな感じです。自分はなんでこいつはこいつが好きになったんだ、ってのが腑に落ちないストーリーはかなり評価が下がります。かおるはまあ、腑に落ちますね。ちなみに一番腑に落ちないのはノエル。あれはマジでわからん。姉の方は一目惚れとか言ってたのでノエルもそうなのか。そんな感じもしなかったけど。同じくらいよくわからんのはほたる。その辺ももう一回やり直したら変わるかもしれませんが、2ndはまだしもイノサンフィーユに辿り着くのはいつになるのか。3ヶ月後とか。

●初代のベストCG

このCG、初代の中では一番好きですね。電車の音といい、差し込む夕焼けの光といい、見下ろす視点といい、全てがベストショット。

●めちゃくちゃ時間かかる

いや〜、感想書きながらプレイすると、恐ろしいほど時間がかかりますね。星天でも感想書きながらプレイはやったんですが、なぜか再プレイの方が時間がかかっている。昔はだいぶ適当に読んでた説があるので、きちんと読むとこのくらいかかるのかもしれない。詩音がペルー帰りとかも見落としてたくらいだし。

●やっぱり声なんだよなぁ〜

声が可愛いってだけで勝ち確だよね。ということで追試確定したところまでプレイして続きは次回。

●その4へ


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