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小さな世界のつくりかた

2012年に美星町に引っ越してきました。
11月6日のことでした。

いろいろなことが重なって、いろいろなタイミングがあってまさにターニングポイントだったと思うのですが、バカだなぁと思うのが当時私が考えていたことは「や、やった!あのターシャより10年以上も早くスタートできる!!」と言うことでした。

何を言ってるの?と思われる方のためにターシャの映画の予告だった動画をどうぞ

ターシャをずっと昔から知っていたわけではないのですが、バーモントに移って(ターシャ56歳)暮らしや生活、家の中や庭まで、自分の世界を具現化していることに「これだ!私のしたかったことは!」とこの世界のどこかで私の小さな世界を作ることが漠然とした夢のようになりました。

その頃は小さなお店をしていたのですが、会社員よりはずっと自分の世界なんですが、やはりそこには経営ありきがベースなので「もっと田舎に行って、何かしよう!お店でもなんでも」と言う流れから美星町にたどりついたのです(当時私40歳)

そして冒頭の「あのターシャより10年以上~」と言うセリフになるのですね。
自分は何も持っていないんだからターシャより10年という時間が多くあれば、ターシャとまでは言わなくても、きっと何か素敵な世界ができるのではないか?そうに違いない。


美星町の朝

美しい朝を迎えるたびに、まだ見ぬ希望の未来に胸が高鳴っていたことを思い出します。

さてそれから11年がたったのですが、思うようにはすすみませんでした。


すでに小さな世界はあるのに、それに気づけず、わざわざ自分の作った条件をクリアしようと躍起になっていました。

小さな世界はもう私の目の前にある。

毎日を楽しもう、美星で過ごす時間をもっと増やそう。
そしてもっと手も動かそう。

そんな12年目のスタートをきりました。








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