kintone&カスタマインで平和が生まれた話
カスタマインアドベントカレンダー、20日目を担当します!
ついに来たぞ…よろしくお付き合い願います
仕出し弁当の注文管理をkintone化することになったよ
今までの注文管理は電話&手書き
今までの仕出し弁当注文は窓口担当者が毎日電話で「今日注文します」と連絡を受けたり、毎日注文することが決まっている定期注文者からは「xx日はキャンセルで」といった連絡を受けて、紙に手書き、朝9時に集計してお弁当屋さんに注文するというスタイルでした。
電話や口頭、忘れちゃいますよね。。。漏れちゃいますよね。。。
特に、キャンセルって言ったのに注文したことになってる(本当にキャンセルしたかも定かではない)なんて問題もちょこちょこ発生していたようで。
注文を代行してくれるんだからそれくらいしょうがないよ許してあ~げる。なんて優しい声もありますが、やっているならばそれも仕事だろうという声もまああるわけでして。
そんな“言った言わない問題”を何とか解決したいということでkintone化することに。
シンプルにkintoneだけではダメ?
『注文者が注文したい日のレコードを作成する』
これだけで言った言わない問題は解決するよね~!!しかし、実際の弁当注文者にこんな感じでリニューアル考えてるんだけど…と相談してみると「そんなんじゃ手間が増えるから今まで通り電話で注文の方がいいよ!アプリ化反対」という声が。
定期注文者は毎日分のレコードを作成しなければいけないわけですよね。
こりゃ手間だ。
↓
じゃあExcelを一括読み込みでレコード作成しちゃえば?
↓
一括読み込みするデータの休業日を除いて、必須項目揃えて…なんて一人一人がやるのはちょっとハードル高め。(年一の作業だから私もやり方忘れそう)
↓
じゃあ窓口担当者が定期注文者全員分まとめてExcel一括読み込みすれば?
↓
それだとまた注文登録したしないの責任の所在が曖昧になってしまうような…
↓
注文者本人が簡単な操作でレコード一括作成できるような仕組みにしよう
ということでカスタマインを実装することに。
アプリの準備とカスタマイン
まずは、必要なアプリを3つ用意
1.🍱仕出し弁当注文アプリ
2.👪定期注文者マスターアプリ
定期注文者を管理するアプリです。定期注文するとなったらその人分のレコードが追加されるイメージです。
3.📅労働カレンダーアプリ
1日1レコードで就業日を管理するアプリです。基幹システムで労働日を管理しているので翌年分が更新されたらそれをExcelに書き出してそのまま取り込みます。
次に、あり得る注文パターンを整理
こんな注文パターンありそうよねを整理したら下図のようになりました。
色付き4ヶ所が一括で行いたい作業です。(複数レコードを追加 or 編集)
なので、それぞれの条件に合わせてボタンを作成することにしました。
※注文キャンセルに関しては、カスタマインではレコード削除ができないので「注文しない」というメニューに変更することにします。
いざ、カスタマイン実装!
150、151 で黄色パターンの条件に合致することの判断をしてボタン作成。
152 は使い心地を良くするプチ工夫!ボタンの役割に応じて色分けを。(エラーが起きた時にも何色のボタンを押したとき…とか話が伝わりやすい)
155 で定期注文者管理マスターに登録し、定期注文の仲間入りを。
156~159 で労働カレンダーに登録されている労働日の分だけ、仕出し弁当注文アプリにレコード追加するを繰り返します。
このパターンを元にして、他のパターンも同じ流れで作成します。
他のパターンはレコード追加ではなくメニューの変更をしたいので、やること「レコードを書き出す」を利用しています。
その結果・・・
仕出し弁当注文をkintone×カスタマインで実現したことにより、注文する人はいつでも注文状況を確認できるようになったし、注文管理する人も登録作業がなくなって楽に、言った言わないのトラブルはゼロへ、社内に平和が生まれました✨平和が一番✨
カスタマインは今年入ってからがっつり触るようになったのですが、「リストから要素を取り出す」でループ処理が上手くいった時が今年イチの感動だったかもです。
という感じでまだまだ慣れないnote、公開日前日まで編集かかってしまい特に終わりが突然投げやりになった感がありますが初挑戦とに免じてご容赦ください。。。
これからもマイペースにアウトプットに勤しみます!
終わり。
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