「これはやりたくない」と言うのは素直？それともわがまま？（voicy2021/6/17）

やりたくないことを「やりたくないです」と言うことは、果たして素直なのかそれとも、わがままなのか？

これが本日のテーマです。voicyのコメント欄に、こまちさんからいただいた質問です。ありがとううございます😊

やりたくないっていうことをやりたくないですっていうのは自分に素直だと言っていいと思います。

しかし本当にそれがやりたくないことなのか、何でやりたければやりたいほど、やりたくないと思うのか。

素直になれているのかというと、そこのところはちょっと難しいのではないかなと思います。

私たちは、自分が本当にやりたいことをやるのが怖くて、やりたくないって思うことがあるからです。

なぜ、やりたければやりたいほどやりたくないと思うのか。

本当にやりたいことをやらないでいれば、いつか私もやったらできるもんねと自分の可能性を感じていられるからです。

では、いざその一番やりたいことを行動に移したらどうでしょうか。

そこにあるのは現実です。

もっとできると自分のことを思っていたけど、そうでもないという現実。

うまくいくはずと思っていたのに、たくさんの壁にぶち当たってしまう現実。

あるいは自分は諦めずに根気よくできると思ってたのに、すぐに諦めたくなってしまう現実。

こういった見たくない自分の現実を見ることになるのが嫌だと無意識のうちに思っている。だから、本当にやりたいことほどやりたくないと思ってしまいます。

したがって、やりたくないことを「やりたくないです」というのは素直な表現だと思いますが、果たしてそれが本当にやりたくないことなのかというと、それはなかなか判断が難しい。

そしてその判断をできるのは、自分だけなんじゃないかなと思います。

やりたくないと思うときにそれが本当にただ純粋にやりたくないだけなのか。

それとも本当はやりたいのに怖いのか。

あるいは何かから逃げようとしているのか。

そのことを意識的に感じてみませんか？

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