「仕事第一」を乗り越えて

自分、ワーカホリック体質を自覚している。若い頃に「自己責任」「成果主義」とかが流行ったせいなのだろうか。「バリバリ仕事する」ことが良いことだという価値観が、結構根深くある。

最近の若い人にそういう感覚が薄いなと思っていた。で気付いたんだ。生きるうえで必要なものはほぼ世の中に出そろっているんだから、そういう価値観になるのは当然だって。

考えてみれば自分も「遊び」の世界で仕事をしている。それはそういう「遊び」が世に広まると考えているからそこを市場にしているというのに、そういう自分が「仕事第一」かのような働き方をしているのってそもそも矛盾ではないだろうか。

というのに気付けたのはここ数年の話である。

まあとにかく自分は「遊び」が苦手だ。これといった趣味もないし、なによりダラダラと時間をつぶしてしまう時というのは自己肯定感が下がる。かといって根詰めて仕事をするとすぐにへばって体調やメンタルを崩してしまう。

どういう生き方が自分らしいのか、いまだ探している途中である。


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