見出し画像

お部屋探しにおける住宅設備のチェックポイント

2021年以降、電気・ガス価格の高騰は続いており、お部屋探しをするにあたりライフライン設備は大きな要因の一つになってきていると思います。今回はお部屋探しにおいて気になる住宅設備の特徴についてご説明いたします。

オール電化住宅


家庭で使用する設備のエネルギー源を電力でまかなっている住宅で電気温水器、IHクッキングヒーター等の設備を利用することとなります。
メリットとしてはガス契約が不要のため、料金が一本化することができ、使用料が少ない場合は併用より安く上がります。またガスを使わないので、火災やガス漏れの心配が少なく子供や高齢者のいるご家庭では安心材料となります。
デメリットとしてはオール電化用の電気契約の場合、深夜電力は安いのですが日中の電気料が高く設定されているため、日中の使用量が多いと非常に高額になる場合があります。
その他にも掃除のしやすさ、災害時に貯めた水を使用できる利点はありますが、停電時に使用できないなどの欠点もふまえたうえでご検討ください。

都市ガス・プロパンガス(LPガス)の違い


プロパンガスのメリットとしては、建物にガスボンベを設置しているため災害に強いことが挙げられます。しかし、一番大きな違いとしては料金の違いがあり、ガス会社により異なりますがプロパンガスは都市ガスに比べ約1.5倍高いと言われており、光熱費の値上げが続いている昨今ではプロパンガスは避けたいというお話もよく聞きます。ただ、一人暮らしのガス料金約4,000円の1.5倍だとしてもその分賃料が安い物件や綺麗なお部屋であれば大きなマイナスとは言えないかもしれません。
もう一つ気を付けなければいけないことは、都市ガス・プロパンガスそれぞれのガス種に対応した専用のガス機器を使わなければなりません。引っ越しなどでガスの種類が変わった場合には、以前使っていたガスコンロが使用できなくなるためご注意ください。

公共下水道と浄化槽について


「浄化槽」ってご存知でしょうか?新潟市でも少なくなってきておりますが、最近の建物では使用した汚水・雑排水を捨てる際に道路下に埋めてある下水道本管につなぎ市町村が管理している排水の「終末処理場」に集められ処理しています。公共下水道が使用できない地域では、汚水を捨てるときに一度浄化槽に集め綺麗に処理してから側溝または水路に流しております。
そんな浄化槽のメリットは、下水道の使用料がかかりません。水道料金の約半分が下水道使用料のため水道料がお得になるかもしれません。デメリットとしては契約内容により点検費用や清掃費用の負担があります。点検や清掃は実施回数が決められており、適切に管理されていないと悪臭の原因となります。

以上、“お部屋探しにおける住宅設備のチェックポイント“でしたが、お住まいになる人数やライフスタイルにより設備の違いがお家賃の違い以上に大きな差になることもあり、物件探しの上で大事な比較材料になります。ご紹介した設備以外でも建物の違いは多くあり、気になる物件でわからないことがあればお気軽にお問い合わせください。

ピタットハウス新潟・新潟万代・古町店では豊富な物件情報の中から快適な暮らしにぴったりなお部屋をご紹介いたします。是非お気軽にご来店ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?