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フードリテラシー宣言!

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「ダイエットがうまくいかない」「忙しくて食生活が乱れがち」「何を食べたらいいのか、何を食べてはいけないのかよくわからない」そんな悩みを抱えていませんか。人は弱いもので、食に対して…
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#食事

食の価値観の多様性を認め合う文化

食選びは人それぞれ。 いま、食の価値観はどんどん多様化しています。 美味しいもの、好きなものを食べたい欲求だけではなく、 健康的な食生活のため。 経済的な食生活のため。 ダイエットのため。体づくりのため。 環境配慮のため。倫理観のため。 体に合わないものを避けるため。 宗教的な理由。 食の選び方は一様ではなく、それぞれの人の考え方によって異なり、それこそ百人いたら百通りのポリシーがあっていいはず。 このような世情の流れは必然で、肯定的に捉えるべきです。 しかし、実際に

選択肢の多さは食の楽しみ

相対的な印象なんですが、外食に出たとき、食べ物の買い物に行ったとき、日本よりも海外のほうが「選べるチョイスの幅」が広いような気がします。 例えば、カフェやレストランでのコーヒーの頼み方、卵の調理方法、肉の焼き加減・・・ アメリカのスタバに行って、最初に戸惑うのが「呼び出し用に名前を聞かれること」。 (で、日本人の名前を正確に書いてもらえない・・・) 次に戸惑うのが、コーヒーをオーダーするときに「Room for milk?」って聞かれます。 これ、「カップの中に、ミルク

今日からできる、フードリテラシーの上げ方

食事こそは高リターン投資だ体調が悪いときって、なんだか気持ちがネガティブになったりするし、逆に精神状態が悪いときって、体調を崩しやすくなったりしますよね? これは決して思い過ごしではなく、心と体の状態には関係性があることの表れです。 必要な栄養素が不足して、不必要なものが過剰になると「現代型栄養失調」の状態になりやすくなります。 この状態では、生活習慣病だけでなく精神を安定させる神経伝達物質が不足して、うつ病などの心の病を発症する大きな原因のひとつにもなります。 良い精神

先進諸国と日本の食意識格差

ここに、「日本人の食意識」を示す興味深いデータがあります。 1934年に非営利団体として設立された国際的なデータ・マーケティング機関である「GfK」は、2014年に17カ国 23,000名のインターネットユーザーに対し、身体の健康を保つために日常的にどのようなことを行っているかを尋ね、その調査結果を発表しました。 グローバル (17カ国計) の結果をみると、「十分な睡眠をとる」が65%、「健康的な(栄養のある)食事をする」が58%、「運動をする」が59% だったのに対し、

フードリテラシーのすすめ

文章を書くというのは僕にとっては苦しい作業で、こればっかりは何年やってても一向に楽になる気配がありません。 それがたとえ1000文字の記事であっても3行のキャプションであっても同じで、まず貴重な時間を割いてまで読んでもらえて、さらにきちんと伝えたいことを読み手に伝えることはシンプルに難儀です。 実は昨年の段階から出版の企画があって、書籍の執筆をやっているのですが、これがまた苦しくて一向に筆が進みません。 今日はその苦しみながら生み出す過程を皆さんと共有したくて、冒頭の一節