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人の言うことを聞かない練習

まじめな人に伝えたい。
人の言うことを聞かなくて、大丈夫。

誰かのアドバイスや親の期待に応えようとしながら生きていませんか。
そうやって生きてきて、疲れてしまったのが私です。

まじめな性格が根本にある方は、誰かの思いや誰かが作った決まり事に沿って生きようとします。
もちろん社会で生きる上で、法律や倫理上のルールをおさえることは前提ですが、それ以外の「誰かの思い」を大切にしすぎると、身動きがとれなくなってしまいます。それくらい他人の思いや主張はばらばらで、社会に溢れているのです。

教育課程において、人の言うことを聞くことは教えられますが、聞かないことは教えられません。
もしかしたら反抗期など成長の過程で、もっと人の言うことを聞かない練習が必要だったのかもしれません。
自分の思いを育てないままにまっすぐに生きると、やがて自分自身を苦しめることになります。

誰かの言うことは、所詮「誰かの言うこと」です。
いちいち気にしないために、練習が必要です。
○○と言われたら、「あなたは」〇〇と思ったんだね。という思考にもっていくことがおすすめです。自分にすべて結びつける必要はありません。
それがたとえ、親の言うことでも、です。

父は私が人生の選択をするたびに、どちらかといえば応援ではなくネガティブな反応を示し続けました。
その顔色を見て、自分の選択にいつまでも自信が持てなかったのは、私自身がそこに執着していたからだと思います。
このような場合は、説得などをして無駄なエネルギーを使わないよう、できるだけ放っておけばいいのです。

選択の練習として、ほんの小さなことから始めてみませんか。
・私服の色について、人からどう思われるか→「自分が」好きな方を選んでOK
・食事について、上司と同じものを頼んだ方がいいか→「自分が」好きなものを選んでOK
・頼まれごとを頑張って引き受けた方がいいか→即座に回答せずに「自分が」無理をしていないか冷静に判断してから返答するでOK

自分の選択を増やして、オリジナルな人生を送っていきましょう。

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