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そもそもを考える - 特需が通常と考えてはいなかったか?

街から人が消えました。そしてスーパーマーケットに人が殺到し、学校から消えた子供たちが公園に押し寄せています。ダンススタジオにたくさんいた中国人が消え、キッズダンサーが消えました

大変な時期ですので皆で乗り切っていかなければならないのですがそもそもダンサーの数が少なかった頃からやっている私たちには甘えはなかったのでしょうか?それはまるでインバウンド景気に甘えきった日本の観光業と比べてどうなのでしょう?ここを考察していきたいと思います

ダンスは誰のものか

歴史的背景から考えても未成年の学生やキッズのものではありません。これはそもそも論ですので過敏に反応なさらないようにお願いしたいところですが、どう考えても酒を飲んで踊れる場所で踊っていた人たちが広めてくれた文化です。ですので本来は大人のものなのです。キッズダンス・高校生ダンスコンテストブームは完全に営利目的行為です。私たちのようないわゆる指導のガチ勢は営利じゃなくてもやっていますが、そうじゃない人がとても多いです。しかし利益を追うことは決しておかしいことではありません

それでもそもそもは本当に大人が男女で向かい合って踊るものなのです

しかしそれを拡大解釈を続けて続けて少しの勘違いが積み重なってダンススタジオブームがやってきてそこで産まれる金銭が大きくなってそれを声に出しにくくなっている状態なのです。いわばインバウンドが長く続いている状態でしょうか。皆さんも中国人観光客が大きなスーツケースを並べて非常識な所で溜まって邪魔になっていたり、大きな声で騒いでいたりしていて「非常識だな」と思ったことはありませんか?

同じようなことを私がダンススタジオを創設した当初はたくさん感じた事がありました。キッズダンスのクラスに親が入り、子供のダンスに口を出すのなんてダンスのそもそもから言うと完全に狂っているのです

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