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厚底問題に思う - 何のために走る?何のために踊る?

ここ最近問題になっていたNIKEの厚底シューズ問題

こちらの靴を履く事でカーボンファイバープレートの補助によりタイムが大幅に向上するという事で国際団体がこの靴の使用を禁止するかもしれないという事で話題になっています。箱根駅伝でもほとんどのランナーが履いていてタイムがかなり上がったとのことですね

この問題、アナタはどう感じますか?

私はスポーツだから問題ないとも思いますが、全く問題がないか?と言われたら為末さんも言っていましたが [ じゃあ車輪を靴に取りつけてもいいのか? ] という突拍子もない話も否定出来ないことになりかねません

少し前にもスイミングスーツ問題もありましたよね?

技術の進歩は喜ばしいのでしょうが、スポーツの健全性より勝利至上主義に直結しないか問題はかなり深刻なのではないでしょうか?

ダンスにもこの問題はある

これこそまさにダンススタジオではないでしょうか?そもそもを考えた場合はダンスはクラブやDISCOで男女が楽しく踊るものであり、ダンススタジオで礼儀や基本を習うようなものでは決してありません。悪く言えば[ 上手くなるために無駄をとことん排除した技術の鍛錬の場 ]がダンススタジオなのです。お酒も無いですし、そこで男女関係が生まれると不潔!となりますし

共通点は多い

速ければ良いじゃないか!

人前で踊れれば良いじゃないか!

は本当によく似ています。足の底にバネを入れて走っても良いのなら、ダンスのチームメイトをお金で買うことも良いのでしょうか。まさにナンバーはそれに近いものですし、チームを組む作業をお金で買うような事だとまで言う方もいらっしゃいます

走れれば良いだけならプロは不要

当然速く、早く走るために靴の改良は必要でしょう。仮にカーボンじゃなかったとしても何らかの素材でより速く走れるようにそもそも改良されていたわけでして。なんなら全員がこの靴を履いてしまえば良いし、他社も購入して研究してパクれば良いのではないでしょうか?

やはりプロランナーは少しでも速く走れるものは喉から手が出るほど欲しいでしょうし、メーカーもその期待に応えたいでしょう。やはり一流同士の出し抜きあいというのはシビアなものですから

同じ事がダンスにも言えますし、ダンススタジオはプロを目指す人にとっては必要不可欠なものでしょう。ダンスを楽しむ人とプロのエンターテイナーとして人を楽しませるプロフェッショナルの修行の場所としてのダンススタジオの存在意義は非常に大きいと思います

まさに賛否両論

これは選べる問題では無いでしょうね。NIKE問題にしても結局は一社の靴だけが異常なタイムを叩き出したというだけで、他社からも続々と出ていれば問題になっていなかったか、全社一斉にその素材を使った靴、もしくは素材自体が禁止されていたのではないでしょうか

ダンスもダンススタジオ育ちというだけでバカにされた時代はもう今や終わりました。当たり前のようにダンススタジオ と発表会でしか踊った事ありません!という人が増えました。時代は変わったのです

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いかがでしたか?

皆さんは靴の問題はどう思いますか?

ガチ勢の方は少しでも速く走れるなら多少目をつぶっても良いのではないか?と思う気がしますがどうでしょう?

ダンスはスタジオで踊るべき?それともストリート?クラブ?

こちらも答えが出ない問題ですね

アナタはツールに頼りますか?それとも素で勝負しますか?

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