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前言撤回上等!!〜『「超」入門 失敗の本質』を読んで〜

頑張っても頑張っても結果が出ないときってありますよね?
そんなときほど、「多大な労力を費やしてきたからこそ、ここでやめたくない」と、目の前の状況にしがみついてしまいます。視野が狭くなっているんです。


この本を読んで、「シングル・ループ学習」と「ダブル・ループ学習」が印象に残りました。

・シングル・ループ学習:目標や解くべき問題は変わらない、としがみつくスタンス
・ダブル・ループ学習:目標や解くべき問題が違っているのではないかと、見直すスタンス

なぜ印象に残ったのか?昔の自分が、「ダブル・ループ学習」をできていなかったからです。
中学時代の野球部では、レギュラーになれませんでした。当時は、「シングル・ループ学習」しかできていなかったので、レギュラーになるための方法だけを考えてました。
でも、ここで「ダブル・ループ学習」ができていたら、どうでしょうか?
「そもそも野球部でレギュラーになる必要があるのか?」「別の部活を始めてもいいんじゃないか?」
こんな風に考えられたら、状況は変わってたかもしれませんね。まぁ、過去をやり直したいとか全然思いませんけど。

アクション・プランは、「ダブル・ループ学習」を通して、前提条件を見直すことです。人間は、どうしても目の前の状況に手一杯になってしまいます。そんなときこそ、「そもそもこれって・・・」と疑えるようになりたいです。

前言撤回上等!!

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