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教育のパラドックス

三島由紀夫は著書の中で


教育というのはある程度欺瞞を教えるわけね。

中共もそうだし、アメリカもそうだけど、

欺瞞をすら信じさせえない教育で、

どうして真実を信じさせるか、

という教育のパラドックスがある。

それは、教育の最高のパラドックスだと思うんだ。

戦後の教育に確信がないのは、

真実は信じさせられないし、

欺瞞をすら信じさせられない、

というようなことをやってきたわね。

だけど、それが教育の根本理念なんだ。

それをうまく左翼が利用して、

既に欺瞞はうまく信じさせるようにしたんじゃないかな。

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