幻日のヨハネ BLAZE IN THE DEEPBLUE 雑感
ポケモンにかまけてプレイが先延ばしになっていた幻日のヨハネのゲームが2本あるので、早速切り崩していこうかと。
と 思って今週からまず一本目を始めたのですが、なんと1週間で終わってしまいましたこのゲーム。
でも結構満足度高いんですよね。正直時間も無いしとても良かった。とりあえず良いゲームだったということだけ言っておきつつ、感想を垂れ流していきます。
ヨハネの不思議な冒険、はじまりはじまり
というわけでまだるっこしい前置きもなし!ダンジョンに突入してみんなを助けに行くことに。
ゲームには詳しくないけれど、いわゆるメトロイドヴァニアといいうタイプのゲームのど真ん中ですね。
昔プレイ動画を見たことがある悪魔城ドラキュラのシステムまんまって感じですかね。
そもそもドッドイラストってのがなんか久し振りに見た気がしますけど、雰囲気が良くて好きですね~。背景に映る海生生物モチーフのレリーフとか、BGMとかがシンプルに良くて楽しいです。
あと適当にやってると結構被弾するし、火力もそれなりに出ているので真面目にやらないと普通に苦戦しますこのゲーム。先週までヌルゲーの極みみたいなゲームやってたので猶更苦戦したという話もあったとか無かったとか。
いや本当に、モンスターのデザインめっちゃ良くないですか?
私が海洋生物好きだということもありますが、モチーフにした生物の特徴を色濃く残した正統派のモンスター化がとても好みです。
この手のゲームあるあるだと思いますが、まずは敵のモーションを把握してから攻撃を入れていきます。
操作に慣れてない+最初のボスだしどうやっても負けないだろと思って適当にやりすぎた結果バカスカ被弾する雑魚の出来上がりです。マジでHPゲージが無くなる速度が速い
本当に突然演出が入った上にそもそもHP削り切られたことに気付かなかったので、しばらく何が起こったのか分からんでした。
直前に取ったアイテムの楽譜が無くなっていたことと、効果発動後に曲が流れてた状況でやっと理解するなどしました。
HP全快+DP使い放題+全攻撃クリティカルとかいうつよつよアイテムです。曲もスーパー良い。
てなわけでアンコウを撃破すると……。
メンバーを救出するたびに使えるスキルが増えていくんですね。チカはパップガンをぶっぱなしてスタンを取れるらしい。
という感じの流れで、ずんずん進んで行きます。
やられると強制的に占い屋に戻されるわけですな。ここがベースキャンプだと。
モンスターなどから得られる素材からいろんなアクセサリーや道具をクラフトするシステムですね。キャスト可能になったら画面に提示されるスピーディさがストレスフリーで良いです。
次々とエリアを踏破していきます
エリアごとの背景に細かなこだわりを感じて好印象なんですよねこのゲーム。キャラクターとして幻日のヨハネのものを使っているだけで、アクションゲームを真面目に作っているということが随所から感じ取れるのでとてもいい雰囲気でプレイが出来ますね~。
どんどん強化もしていきます
こういうちょっとした描写の心配りが、沼津とヌマヅが鏡写しの世界ということを思い出させてくれて良いですね。
このボスなんですがマジで強くてですね……火力は高いわモーション把握は出来てないわで3回くらい敗北したところで一旦諦めて別のところの探索に向かったりしました。
メンバー救出も折り返し
リコが炎属性のイメージあんまないけどまぁハナマルもローリングのイメージは無いしな……って思ったところでした。
ヨハネの思いやりプレゼントのPCを容赦なく大爆発させるの本当に人の心とか無さそうで笑ってしまった。
単発の攻撃力は作中でも多分最大火力ですが、その分DP消費がデカすぎるのと予備動作が長くて不発に終わることも多く、実は少し使いづらいスキルでしたこれ。
さて、ヨウのスキルですが、今までのダンジョンで行けていない場所の様子とヨウの個性を考慮すると空を飛ぶ系かな~と思っていました。
この能力なら使いどころに心当たりがあったので試してみると……
これに限らずですが、メンバー呼び出しのスキルは基本的にボタン押したらすぐ発動する方が何かと使い勝手がいいんですよね。雑魚敵にはライラプスと武器のキャストで十分対応できますし、ボスを相手にするときは標的が結構ちょこまか動くのでタイムラグがあると当てづらくて。
というわけで、通常版も強化版も発生早くて使いやすいダイヤさんばっかり使ってましたね。武器キャストも火力と速度のバランスが良い斧タイプのものが強かったです。
ダンジョン最深部へ
扉は触れたりしないので何も起きなかったのですが、先へ進むと……
最初の方のボスとかはモーションを忘れてたので地味に苦戦したりもしつつ、なんだかんだ一度倒した相手をその時よりは強い状態で相手取ることが出来たので次々と撃破していきます。
それではいよいよ最後っぽいスペースへと突入!!
パッと見た目が普通なのに口開けたら異物が飛び出てくるっていうギャップが一番気持ち悪さを生み出しますよね……。
ほんでしっかりラスボスで結構強い!!
色んな属性の小シーラカンスを繰り出して攻撃してくるのですが、結構ギリギリのラインを通らないと回避できなかったりするのでかなりやられました。
氷漬けのシーラカンス、沼津深海水族館リスペクトって感じがしてとてもいい。
これまでダイヤのスキルメインで戦っていましたが、氷属性になってリコの炎魔法の方が高火力なことに途中で気付く。最後もリコファイアで〆。
1回目は無理そうだったので諦めてシャイ煮と堕天使の涙を買い込み、装備の一覧もチェック。
この幻影のローブっていうのが、スライディング中に無敵になるとかいうスーパー性能。正直かなり攻略は楽になってしまいましたが……そのくらいにはしっかりやりごたえのあるボスでしたね。
「自分を見てくれる人がいるから、自分らしくそれなりに楽しくやっていけている」というのはオリジナルラブライブでの津島善子の物語ともリンクする要素で、サンシャイン1期6話の要素を濃く深堀りして再構築したものがアニメ版幻日のヨハネであるという解釈を私はしているんですね。
そこの大事なところを大切にゲームに落とし込んでくれているのはとてもうれしい。
まとめ
「幻日のヨハネ BLAZE IN THE DEEPBLUE」 クリア!!
やろうと思えばアクセサリーと武器の全クラフトとかのやりこみがないわけではないですが、宝箱は全て開けましたしほぼ全部の要素が回収されるまで9時間くらいでしたかね。テンポよくて楽しかった。
当然ながらというか、幻日のヨハネのタイトルを冠しているから買ったと言っても過言ではないこの作品ですが、それとは関係なくとてもいいゲームでした。
海洋生物をモチーフにした秀逸なキャラクターデザイン、テンションの上がる数々のBGM。
基本システムはクラシックなアクションゲームですが、難易度も丁度よくてですね。難し過ぎず、かといってタイトルに惹かれてプレイしたアクションに慣れていない層にもとっつきやすく。何も手が出ない程難しいというレベルのものは少なかった印象です。
アクセサリーや回復アイテムなどのアクション苦手な人でもやり切れる救済措置も存在してますし、レベルデザインが秀逸だと思います。
個人的には全体的な操作感が良かったですね。基本的にスピーディな攻防が出来て、1回の戦闘が終わったら次へ次へとダンジョンの中を進みたくなる。本当にテンポが良くて、プレイしてて全然ダレないのが魅力的でした。おかげで少し時間が取れたらプレイしてしまって、一週間でクリアしてしまいました。
タイトルを使っているからってキャラゲーとかでは全くないです。アクションゲームにとても真面目な印象。幻日のヨハネという作品に対してもリスペクトを持った作劇をコンパクトに展開、それとは別物として面白いメトロイドヴァニアを作っていると思います。
何より、大好きなコンテンツのゲームが普通に面白くてプレイの手が止まらないみたいな経験が出来たことがとてもうれしい。キャラクターのドットイラストもとても好きになってしまいまして、限定版のアクスタを買わなかったことを若干後悔しております。あれ欲しいわ、かわいいのよ……。
とにかく、よいゲームでした。楽しかったです、ありがとうございました。
switchからsteamまであらゆるプラットフォームでプレイできるので、興味のある方は是非。
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