ゲームとことば#63「コマイヌ・バリア・アタック」

セガ往年の名作がニンテンドーSwitchで遊べる『SEGA AGES』。
その全19作品が3月13日まで半額セール中で、税込499円とお買い得になっている。
『スペースハリアー』や『アウトラン』など名作アーケードゲームの3DS版アレンジや、シリーズの人気を決定づけた『ぷよぷよ通』、セガの本格3Dゲームのさきがけ『バーチャレーシング』などが全てワンコイン。
セール期間はあと少し、急いで！

さっそく『スペースハリアー』を購入してみた。
主人公「ハリアー」を操作し、奥へ奥へと進みながら障害物をよけ、敵を蹴散らしていく名作シューティングゲームである。
全18面のステージを自動で進んでいき、各ステージの最後には多彩なデザインのボスが待ち構えている。
本作のアーケード版は世代ではないのだが、さまざまな機種で出ていたので存在は知っていた。
ちゃんとプレイしたのはWiiのバーチャルコンソール版と3DS版で、特に筐体の揺れをフレームで再現した3DS版は、その演出に惹かれ何度もプレイ。
今回のSwitch版は3DS版をベースにしたものだが、驚きの新要素が追加されている。それが表題の…

『コマイヌ・バリア・アタック』

である。
コマイヌ（狛犬）でバリアを張ってアタックするのだ！

ステージ17のボス『ウイウイジャンボ』（※なぜか横山光輝先生のマーズを連想する）を両サイドから守っていたコマイヌが、今度はハリアーを援護。頼もしい味方だ。

ちゃっかりタイトル画面にも登場。かわいい。

「コマイヌ・バリア・アタック」モードを選択し、ゲームを開始すると2頭のコマイヌがハリアーの両脇にちょこんと現れ、バリアを張ってくれる。
おしりがかわいい。
バリアは通常攻撃では壊せないものも含め障害物を破壊してくれるので、柱や木の多いステージの攻略が楽になる。
もちろん障害物を破壊するとスコアが加算される。
敵の弾はバリアでは防げず、またコマイヌが被弾するとしばらくバリアが消えてしまうが、一定時間たつとバリアは回復する。

上下にいやらしく障害物が配置されたステージ4もズカズカと進める。
しっぽかわいくない？

敵が発射する攻撃はガードできない

本作は敵の攻撃よりも障害物の方が厄介だったりするので、バリアの存在は非常に心強い。
コマイヌ・バリア・アタックは気軽に遊びたい人や、苦手な人向けの低難易度モードといえよう。
ステージ4の上下によけ続けないといけない場所など、操作に苦労した人もコマイヌのおかげで楽に進めるだろう。

神社などで見かける狛犬は、邪気を祓ってくれるありがたい霊獣。
バリアは神仏の力がなせる業なのだ。

さあ、コマイヌと一緒に飛ぼう！

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