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あこがれのショー

はい、ということで本日クソまとめアルバム、

完全制覇サスケ作品集〜2018-2020〜が

解禁されました!!パチパチ👏



オリジナル曲中心のアルバムなんだけど、ゴールデンボンバーさんのあしたのショー&ウジ虫っぽい曲「あこがれのショー」も入ってて、今回歌い直しをさせて頂きました。

「古い記憶の中に輝いて見えていた、全ては今も夢のまま」と歌っていた2019年当時と、少しずつ(ほんとに少しずつだけど)、夢が叶い始めている今とでは歌に込められる感情がちょっと変わってしまったからです。

2018-2019年初期はド田舎でメンバーのマンモーニ拓磨と2人っきりでスマホ1台で撮影したクソみたいなMVを"週に一本"というクレイジーなペースで投稿しまくってた時期でした。今考えてもえげつないスケジュール。

基本的に3日で作詞作曲+編曲+全楽器のレコーディング→次の3日で映像撮影+編集して投稿→次の1日で会議して翌週のお題を決める→以下無限ループ、、、みたいな。
ただのそこら辺にいる売れないバンドマンが悪ふざけで始めた活動なので、配慮が足りない部分とか雑な演出とかばかりで、、、オマージュしたバンド様方ごめんなさいm(_ _)m

そんな時期を経て、今はまさかのソニーのYouTuber事務所に入って、憧れの方とも共演&Mステ用のアレンジなどさせて頂いて、ほんとに当時から考えるとありえない環境になっちまいました、、、

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(なんてこった、、、いまだに現実を受け止めきれない)

ド底辺時代が長すぎて、大して売れてもないのに、時々自分がこんなありがたい環境にいていいのか?と悩んでしまうほどです。(もちろんもっと売れたいけど)
自分達メンバー以外にイヌクワのことを考えてくれるスタッフさんがいるという事実や、応援してくれるファン方がいるという一昔前にはありえなかった現実に日々感動してます。みんな結婚しよう。

そんなわけで、2019年の「あこがれのショー」は、永遠にお会いすることなんてないだろうと思っていた憧れの方に対する憧れを、煩悩と苦悩と挫折にまみれながら歌った曲。

それに対して2021年の「あこがれのショー」は、憧れの方にお会いできて、その方の存在がよりリアルなものになって、でもその分圧倒的な差を見せつけられて、憧れてるからこそ追いつきたい、追い越したい、ここからはもっと自分達のアイデンティティー、個性みたいなものを確立しなきゃ。って思いながら歌った曲なんです。(歌声もこの2年でだいぶ変わったなぁ。)

歌い直してみて、なんだか一人でエモくなって深夜の公園を長時間徘徊してしまった。(昔から感情が高ぶったらあーでもないこーでもないと考えながら、落ち着くまで散歩したり公園のベンチで寝転んだりする癖があるんです、、、我ながら痛いな、、、)

改めて、あこがれのショーって曲出しといて、そのあと実際に鬼龍院翔さんと共演するとか、フラグ回収しすぎなのよサスケさん。(ということで是非聴いてみてね↓)

https://linkco.re/21r5gbve


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とまぁ、ここまで書いといてアレなんですけど、僕そもそもボーカルじゃないんです。バンド10年ぐらいやってたけど1回もボーカルなんてしたことなかった。別にカラオケとかも得意じゃなかった。むしろ下手。ゴリゴリに下手。犬も食わねぇよ。を結成して初めて歌を始めました。

その理由なんですけど、昔やってたとあるバンドで僕、ボーカルと仲悪かったんです。
でも、バンドが解散して1人になって、誰も自分の曲を歌ってくれる人がいなくなったときに、ボーカルの大切さに改めて気付いたというか、もっと大事にすればよかったなって凄く後悔したんです。(作曲者とボーカルの関係というのは往々にして「理想を追求したい作曲者と無茶振りに答えさせられるボーカル」という感じであり、僕も数々の無茶なキーや歌いにくい曲をなんの悪気もなしに「これぐらいいけるでしょ?」てな感じで出したものである。歴代のボーカル達、すまん。)

まぁそれで、体のコンディションで声が左右される大変さとか、1人で矢面に立つプレッシャーとか、ボーカルにしかわからない苦悩みたいなものを自分も一通り経験してみようと思って、歌なんて一度も歌ったことがないのに懺悔にも近い気持ちで、池袋の路上でアコギを持って弾き語りを始めたんです。

(その初路上ライブの映像がこのMVの最後の方に入ってる↓)

https://youtu.be/eAn-nVOrKCg (前のバンドが解散した時に書いた絶望的に暗い曲なので聞かない方がいいよ。)

それで「人前で歌うことってこんなに怖いことなんだ」って知った。上手く声が出せないときの苛立ちとか、恥ずかしさとか、斜に構えてボーカルの後ろでギターやベースを弾いてるだけじゃ絶対理解できなかったたくさんことを知れた気がした。(本物のボーカルのプレッシャーに比べたら1/100程度だと思うけど。)

だから、今ならもっと愛を持って歌い手達に接することができると思う、ボーカルは偉大だよ。ごめんね歴代のボーカル達、、、(いやなんの話(^¬^))


まぁそんな罪滅ぼしで始めた特に上手くもない俺の歌が詰まったクソアルバムが、今回出した「完全制覇サスケ作品集」な訳ですよ。


どうだ、聴きたくなくなっただろう(^¬^)笑


最初の頃はこんなにたくさん歌うと思ってなかったけど、途中拓磨がソロ活動を始めたあたりから、イヌクワを維持するために歌わないといけない場面も増えてきて、予想以上に曲数も増えたなぁ。

でも本当にWiggyでやってるアニソンやjpopとも、マンモーニ拓磨と一緒に作ってるネタ曲やおしゃれな曲とも違う、自分ボーカルじゃないと表現できない童貞臭のするクソみたいな表現がたくさんできて、すごく良い経験になった。良くも悪くも自分にしか書けない泥臭さとか生々しさが出せたし、一部の特殊な性癖をもった少数のコアな稀な人には刺さるはず、、、(全国に5人ぐらい)

表現することとたくさん向き合えたし、どんなに下手でもみじめでも、何事も続けてみたらちょっとぐらいは形になるもんだなとこの経験から教わった。表現したいと思える感情が尽きなかったことに感謝したいな。(僕にとってはそれが無くなることが1番恐ろしいことなのです(^¬^))

表現することがもっと好きになったし、表現活動をしてる人のことがもっと好きになった。


まぁでもTwitterにも書いた通り、ここで僕が歌う趣味の青春パンクやじめじめしたバラードとは一旦お別れです。

なぜなら僕にはMステに出るという巨大な野望があるからです。これからはイヌクワを本気で売れさせにいくような、つよつよな曲を量産しようと思っています。

そんな思いで作ったつよつよ楽曲第一弾がこちら

https://youtu.be/ETOyfC4QRfM

※Mステに出たいと思った理由はこの動画で熱苦しく語っています。めっちゃ恥ずかしいんよ→https://youtu.be/BtFpQegsuMY 


ということで、僕らがMステに出るその日まで是非見守ってやってください、、、よろしくお願いします🙇‍♂️🙇‍♂️(見放さないで、、、)

全く売れずに、いつか今よりもっとおちぶれたら、また趣味全開の童貞臭のする歌や誰も聞かないような暗い曲をどこかで歌ってると思います。それもそれで人生っぽくて悪くない。

いやなんか、見た目は割と普通の人っぽいのにこんなじめじめした中身の人間だから、ほんとに好きになってくれた人を戸惑わせてしまってる気しかしない、、、こんな性格でごめんなさい、、、でもこんな性格じゃないとそもそも作曲家なんてやってないしこんな意味不明なバンド作ってない、、、


ちなみに、「僕は何がしたかったんだろう」という大事な曲も歌い直しています。そして1番お気に入りの曲は「セフレができたんだ」という曲です。(タイトル、、、)


ではでは、たくさん聴いてね!bye👋

https://linkco.re/21r5gbve

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