もしもの備え【キャリコンサロン編集部】
週1回、決まったお題で投稿するキャリコンサロン編集部の活動。
今週のお題は、13年前の記憶もまだ生々しい3.11からですね。
今回は、あの日の経験以来、私がするようになった対策、というか習慣について書いてみたいと思います。
1.スマホは常に身につけておく
13年前のあの日、私は会社の建物の最上階にある会議室で会議中でした。
突如襲ったものすごい揺れ。
揺れが収まったところで、皆階段を駆け下りて外に避難しました。
そのとき私は何も持たずに外に飛び出したのですが、スマホを机の上に置いたままだったのです。
その後回収に戻ることはできたのですが、不安な思いで避難している最中、スマホがなくて情報を見ることができない心細い思いをしました。
そのとき以来、極力常にスマホは身につけておくようになりました。
2.外出時はリュックにする
その日は全社で速やかに帰宅するように指示が出ましたが、電車が全く動いていません。
私はいわゆる帰宅難民になり、十数キロを歩くことになりました。
このときの私の通勤カバンは、いわゆる3WAYというやつで、普段はショルダーバッグですが、背負うこともできるやつ。
十数キロの行軍には背負うことができるのが非常にありがたく、何かあった際に両手が空いているのも心強かったです。
その日以後、私はリュックを購入し、今に至るまで通勤に限らず、外出時には常用するようになりました。
3.外部バッテリーは常に持ち歩く
十数キロ歩いて大きなターミナル駅に到着した私は、地下街で一夜を明かすことになりました。
ダンボールを敷いて、配給された毛布にくるまって寝ることはできたのですが、問題はスマホのバッテリーでした。
電源とケーブルは持っていたのですが、充電するコンセントがありません。
なんとか地下街の壁にコンセントを見つけて拝借したのですが、そのとき以来、必ず外部バッテリーは持ち歩くようにしています。
4.重要なデータはクラウドに置く
3.11ではなく、9.11。
それはニューヨークの世界貿易センタービルがテロで破壊された事件です。
その事件以来、各企業でデータのクラウド保存が急速に普及したと聞いています。
個人でもパソコンのハードディスクはいつ壊れるかわかりません。
私は大事なデータは全てクラウドに預けてあり、パソコンがいつ壊れても大丈夫なようにしてあります。
また、クラウドにデータがあれば、どの端末からも、どこにいてもそれらにアクセスできるという多大なメリットもあります。
5.いつ死んでも大丈夫なように
そうした災害は言うまでもないのですが、私は4年前にそのまま突然死となっていても不思議ではない急病になり、一命をとりとめた経験があります。
また、その後に友人が、昨日まで元気に仕事をしていたのに翌朝死んでいたということもありました。
縁起でもない話なのですが、ほんとに人は突然、いつ死ぬかわかりません。
私はそれを心から実感しています。
突然死した友人のご遺族は、本人のスマホを開くことができないのでかなりご苦労されたようでした。
今の時代、本当に情報が全てということがありますので、私は銀行等の情報や各種アカウントのパスワードなども、クラウドにデータとしてまとめて保存してあります。
そしてそのアカウントは、私の死んだら息子がアクセスできるように設定をしてあります。
そんなこんなが私の「もしもの備え」でした。
どなたかのご参考になれるとしたら幸いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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