リスキリング【キャリコンサロン編集部】
週イチで投稿しているキャリコンサロン編集部の活動。
今週のお題は、「リスキリング」です。
来ましたか。って感じです。
今、蘇る過去のトラウマ
この歳になりますと、多少なりとも過去のトラウマで精神がひねくれたままになっている部分があることを自覚しております。
で、こういう流行りの、一見誰もが良いとしか思えない、反論もできない、そういう言葉を聴くとつい斜めに防御の姿勢を取ってしまう自分がおります。
その昔、TQCというのがありました。BCPというのもありました。
どちらも経営者が「うちもやらねばいかん」と言って鶴の一声が発せられて、その後えらい目に遭ってまいりました。
(総務なんてやってると一番被害に遭いやすいですな)
もちろん、どれも素晴らしいこと、ちゃんと本当に導入して、その後の経営に活かされて企業が良くなればいいのですが、例によって、喉元すぎればです。過ぎてみたら、あれは何だったんだろ? です。
疲れと虚しさだけを残して、いつしか忘れ去られるのです。
いささか愚痴ばかりになってしまったようで気が引けるのですが、私は現役時代にこういうことを何度も経験しておりまして、だからこういう世の中の流行り、それも必ずアメリカ発祥で経産省や経団連が後押ししているという共通項を持った言葉が出てくると、申し訳ないですが、私のひねくれトラウマが顔を出してしまうのです。
最近では、そうSDGsってやつもそうですね。
あのバッジを誇らしげに胸につけている会社員を見ますと、暗澹たる気持ちが湧き上がってくるのは、いかんともしがたいのです。
とは言うものの、そんなことばかり書いていても建設的じゃありませんので、話を変えて、後半は今キャリアコンサルタントをやっている私が「リスキリング」について思っていることも書いてみたいと思います。
「リスキリング」って当たり前?
「リスキリング」は、定義からしますと、
ってことですね。
DXに対応できるようにってのがそもそもの発端のようですが、これから仕事で必要になることを自ら勉強する。
それって、考えてみれば (考えてみなくても)当たり前のことですよね。
私も今まで、仕事の変化によって、必要に迫られて色々なことを勉強してきました。
エンジニア時代には回路設計やプログラミング。
総務や人事になってからは、ホームページの作り方や人事労務に関する諸法律。
そしてキャリアコンサルタントになるための勉強や練習。
これらはすべて、今言うところの「リスキリング」でしょう。
何だやってるじゃん。当たり前のことじゃん。
こういう言葉って、それまでもやっていた当たり前のことを、新しい言葉で言うことでさも新しいことみたいに見せるだけのことが結構多いんじゃないでしょうか?
いかん、またひねくれ根性が出てしまいました。(汗
年寄の戯言はこのへんにしときましょう。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
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