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私のコレクション【キャリコンサロン編集部】
毎週決まったお題に沿って何かしらを書くというキャリコンサロン編集部の活動。
さて、今週のお題は、「私のコレクション」。
ふと考えてみましたが、私は何かを収集するという趣味は特にありません。
以前もそういう趣味は無かったのですが、集めるつもりはなくても結果として集まってしまったというものはあります。
それは、LPレコードです。
10代後半から20代にかけて、良く音楽を聴いていました。
自分でも部活やその他のバンドで演奏していたこともあり、知らず知らずのうちに色々なジャンルの音楽のレコードをたくさん買うようになりました。
必然的にできるだけ良い音で聴きたいということで、プレイヤーやスピーカー、プレイヤーにつけるカートリッジなど、独身貴族の時代には結構オーディオにもお金をかけたりもしていました。
しかしその後結婚して子どもができると、今までのように一人でゆっくりと音楽に浸るという環境を維持しづらくなり、徐々に音楽から離れてしまいました。
LPレコードは数百枚あったのですが、その中でも気に入ったものや貴重と思われるものを残して、かなり捨てました。
もちろん、捨てる前に買取屋に問い合わせてみたこともあるのですが、二束三文であると聴いて、結局捨ててしまいました。
でも、今でも捨てるに忍びない百枚ほどは本棚の一番下の段に残っています。
聴くあてはないんですけどね。
今はLPレコードがブームということもあって、再度問い合わせたら結構良い値段で売れるものも含まれているかも知れません。
さて、私はどんな音楽を聴いていたかというと、竹内まりや吉田拓郎などのJ-POPはもちろんですが、ジャズやフュージョンが多かったです。
一度、ディスコグラフィーというか、持っているレコードのリストを作ってみたことがあります。
演奏者、曲目、発売年などのデータですね。
そうしたら、面白いことがわかりました。
私が買ったレコードが、1978年発売、もしくは録音のものが非常に多かったのです。
本当にまさに、ピンポイントと言ってよいほど、何故かその1年に集中していた。
1978年と言えば、私が大学を卒業して就職した年です。
私の人生の中でも非常に節目の年だったわけですが、この年はすごい年だったのです。
日本のジャズやフュージョン(当時はクロスオーバーと言っていましたね)がすごく盛り上がって、今でも活躍している多くの優れたミュージシャンが若手の新星として次々に作品を出していました。
その頃のアルバムは、今聴いても名盤だなあというのが多くあって、今はサブスクで歩きながら聴いていたりもします。
「人は20代の頃に聴いていた音楽を一生聴き続ける」
ということをどこかで読んだことがあります。
私自身としても、本当にそれは感じています。
まだ昭和の頃の、日本の熱いジャズやフュージョン。それが今でも一番好きかも知れません。
LPレコードという形は無くなりましたが、私の魂の中に刻まれた「コレクション」なのでしょうね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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