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ふるふるドライバー【奥の階段#4小田急新宿西口ハルク】

わたくしは商業施設の奥の方にひっそりとある、階段が好きである。
今回は、小田急新宿西口ハルクの奥の階段。

端・真ん中・端で昇降するタイプ


封鎖用の檻が冷ややかでいい感じ


踊り場にも段がある

ゴルフ用品売り場でウェアを眺める。ゴルフウェアを適切に選ぶのはとても難しい。無難にいきたいのだが、色々とみているうちに何が無難なのかわからなくなる。やたらと派手だったり、わたくしなんかの若輩者が着ると大人っぽすぎたり、丁度良いを見つけるのが難しい。


全然上手くはならないのだけどゴルフは好きなスポーツだ。というよりゴルフの練習が好きなのかもしれない。
大した歴もないくせに語るには本当におこがましいのだけれど、ゴルフの練習は学びが多い。それはプレーについてというより、物事のとらえ方、心のスタンスについてである。

ゴルフを練習していると、自分が意識していることと全く逆の結果がスイングで起きるということが多発する。遠くに飛ばそうと思って力めば、途端に地面をたたいて球は弱弱しく、死にそうな蚊の如くへろへろとした飛球線で落下する。球をまっすぐ飛ばそうと思えば、クラブの軌道は縮こまり右へ左へ不要なスピンを球へ与える。
そうつまり、そこそこの距離を飛ばせばいいと、程よい力感で振れば球は鋭く放物線を描き、多少曲がってもとクラブに任せて振りぬけば、結果思った目標付近に球はポトリと落ちてくれる、そういうものなのである。

だけどそうわかっていても、思い通りのスイングをするのは難しい。だからあんまりうまくまとまらなかった練習の帰りには、今日の結果から目を逸らすように、人生もそうだよなあ、幸せになってやろうなんて力んじゃだめなんだ、クラブなりに振ってればそっちの方がうまくいくんだ、なんて悟りを開いた気になっているのである。


「向いている方にクラブを置いて後ろから見てごらん。全然違う方向向いてるでしょ?これでいいショットを打ってもいい結果にはならないよ。まずは自分がちゃんと目標に向いているかが一番大事。いいスイングなんて二の次だよ。」
これはラウンドに出るときにいつも意識している、ゴルフの先輩から教わったアドバイス。

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