大学生として、ゲバルトの杜を観た。

原案『彼は早稲田で死んだ』樋田毅
監督 代島治彦

大学を自治会が支配する時代。
想像できない。

学生として大学に通っているが、政治に関する議論討論など同級生としたことがないし、そういった会が開かれるということも聞いたことがない。

大学は政治と無関係であることがあたりまえだと思っていた。
そして、この映画をみてやはり政治に関わることって怖いなと思った。私はほんのり政治というものに嫌悪感をずっと抱いており、それがはっきり肯定できるような感じがした。

しかしこの映画の批判を読んでいると、この映画には問題点があり、それ以上に私が政治に嫌悪感を抱いていることに問題があるように感じた。

大学と政治というと、映画に描かれていたような暴力的な集団がまず思いつく。しかしそれ以外の、暴力に結びつかない話し合いはあったはずだ。そういったものが今あるように思えないのは、単純に私のまわりの環境がそうなのか、全体的に世間がそうなってしまったのか。

私はもっと政治について知るべきだし人と話し合うこともしないといけないのかもしれない。でもどうすればいいかわからない。
とりあえずニュースを見て、それについて自分の考えを持とうと思う。
それを人と話し合うことを大学のうちにしておきたい。

政治の話を茶化さない。誤魔化さない。がんばる。

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