2021年12月15日に見た夢

かたせ梨乃と中森明菜が昔ユニットを組んでいたのは今でも「その組み合わせが正しかったのか」と物議を醸している話題だが、解散して数十年後の今、二人で海辺のビルの最上階2部屋を借りてクラブを作るというのは少しだけメディアをざわつかせた。
私は何か手伝える事がないかと、明菜の店を訪ねたが、開店前なのと、エレベーターが複雑でお客が上がって来れないのではないかと心配していて、非常にナーバスだったのですぐお暇した。
エレベーターの調子が悪いからとお店の女の子がひとりついてきてくれた。
ドアが閉まる前に動き出すエレベーターに無理やり乗っておなかの部分からちょん切られる勢いだったがなんとかエレベーターを止めてくれて私は一階に降りた。
でもトイレに行きたくなってお店のトイレを借りようともう一度エレベーターに乗ると、臨時でそうなっているのかタブレットで操作するようになっていた。
タブレットに触れるとすぐに明菜につながって「もう上がってきてくれるな」という。私はトイレを借りたかっただけなのに、なんてひどいんだと悲しくなって、エレベーターを飛び出し海に向かった。
一階は馴染みのバーで、いつものバーテンが開店準備をしていたけれど、挨拶する気分にもなれずに飛び出した。
しかし心の隅で、明菜に怒りを露わにしてしまったことも心配になっていた。
なんとなくさみしい気持ちを抱えて、こんな時、家族が暖かく迎えてくれるから私は持ち堪えられる。と考えて、明菜はそういう家族がいるだろうか?と思うと明菜に対して少し怒りを抱いてしまったことを後悔した。
この後悔もひっくるめて全部うけとめてもらいたいので浜辺にいるはずの夫のほうに急いだ。
そしたら夫は外国人と色が抜けて半透明になった貝殻探しをしていて忙しそうたった。私はなんとなく夫の隣でその様子を見ていたが、ふと、夫の隣には女の子がいて、後からきた私が間に入ってしまっていたことに気がついた。もしかしてこの外国人に絡まれるまえは女の子と楽しく会話していたのかもしれない。なんとなくそんな気がする、と思い、申し訳ない気がした。せっかく私から逃げ出して女の子と楽しんでいたのに、また私が戻ってきてしまったのかな?と思って、私は私の寂しさはこれからちゃんと一人で抱えなければいけない、と思った。
でも今更その場を去るのもタイミングを逃しているので、留まっていると外国人が「突出」ってどう言う意味か尋ねてきた。私は手や、砂浜のものを使い「突出」の状態を作って説明した。すると次は筆はなぜ掠れていくのか?と聞かれた。「だんだんと劣化するからだ」と答えたあと、筆の保ちの話ではなく、墨が掠れていくことを聞かれたのかな?と考えて、それは含みの問題だと答え直した。

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