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豆腐の選び方

書籍 ルネサンスvol.13
食がもたらす❝病❞ ~日本の食 安全神話崩壊~
西川榮郎さんは、このように綴られています。

市販の豆腐にも問題が多い。 まずは原料がポストハーベスト農薬と遺伝子組換え問題のある輸入大豆であること。「国産大豆使用」を謳った豆腐でも、 国産50%程度でしかないものもあり、注意が必要だ。

次に、日本では製塩法がイオン交換法に変わって、にがりが手に入らなくなり、GDL(グルコノデルタラクトン)や硫酸カルシウム(石膏)のような凝固剤が多用されていること。 GDLには催奇形性が確認されており、石膏はギプスや彫刻の材 料であって食品ではない。安売り豆腐や薄い豆乳で作る充填豆腐はこうした凝固剤が不可欠だ。

さらに、おからと豆乳を分離する際に出る泡を消すため に、合成界面活性剤やシリコン化合物など8種類の化学薬品を含む消泡剤が用いられている。 今は本物のにがりを使って豆腐を作れる職人が激減しているが、 しっかりした職人は消泡剤に頼らなくても豆腐が作れる。

木綿豆腐では、こし布の洗浄に使った合成洗剤由来の蛍光増白剤がついていることがある。 これは発がん性が確認されてお り、食品衛生法では布巾や紙皿等の食器に、日本薬局方ではガーゼや脱脂綿に、通産省通達ではベビー用品への使用が禁止されている。人が食べたり、傷 口にふれたりしてはいけないか らだ。市販の豆腐のほとんどが食品衛生法違反の状態といえる。

国産大豆、できれば自家栽培の無農薬大豆にこだわり、凝固剤・消泡剤不使用、かつ本物のにがりを使った豆腐は、大豆のうまみが濃厚で、しっかりした食べ応えがある。市販の水っぽい味のしない豆腐とは雲泥の差 だ。日本人として、ぜひホンモノの豆腐を味わってほしい。(p95)


先日購入した豆腐です。

株式会社アサヒコさんの製造です。

遺伝子組換えでない丸大豆(国産)を100%使用されており、消泡剤不使用ということで選びました。

多少高価であっても、より安全なものを選びたいと、改めて思いました。

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