No.209 「感度を高める練習」

今月、家族でディズニーシーへ出かける。
大惨事から7年。3月11日のあのとき、家族でディズニーランドにいた。夢の国と3.11は、僕の中でずっと結びついている。今後も決して風化されることなく、他人事とならぬよう戒めなくてはならない。

晴天で温かく清々しい小春日和に恵まれた。
こんな日は、お客さんのクレームも減るものだ。

その上で(いつもながらの小舅目線。笑)若いキャストの方々を中心に、『感度』の低さは否めまない。
目の前の仕事は、マニュアル通りきちんとこなしていらっしゃるが、察する感度の面積が狭いのだ。感度の高い方は、少々距離が離れたところにいる人にでも気が付き、配慮が行き届く。
お客さんの表情や態度から、その方が何を欲しているのかを敏感に察する。

感度を高める練習。

人の流れが多い駅・デパート・街並みなどで歩く際、全体を見渡しながら歩く。通常は、自分から数メートルくらい先を見ながら歩くものだが、これを10メートル以上見渡しながら歩く。
そのうち慣れてきたら、全体を見渡しつつも、一人ひとりの表情や態度にまで意識を向けるようにする。「この人はこんな表情してる、こんな態度だ」と、心の中で言葉にすると更に効果が高まる。

こうすると全体を見渡す力が身に付き、気づく感度も自然と高まる。

ご興味があれば、視野を全体に広げるところからお試しあれ。


2018年3月

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