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1話完結のエロ小説(18禁)

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一話完結もののサクっと読めるエロ小説はこちら(18禁)旧作もどうぞ。
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2023年10月の記事一覧

通り雨、夕立ち、橋の下、はじめてのキス

■  自分の青春時代を思い出して、恥ずかしさで暴れだしたくならない人はいるだろうか?  あのときああしていれば、と思わない人はいるだろうか?  また、あのときああしていなければ、と思わない人もいないだろう。 「なんか……この感じ、雨ふりそうじゃない?」  二人で自転車を押して、橘さんとぼくは堤防を歩いていた。 「だいじょうぶじゃないかなあ……太陽も出てるし」    できるだけ、ふつうの喋り方をしていたつもりだ。  でも、心臓が口から飛び出しそうだった。  自転車のハ

取 調 室 で 語 る 性 癖

■ 「あなたみたいな被疑者ははじめてです」  その女刑事が言った。 「一体、いきなり電車の中で女子高生の口に指を突っ込んで何が楽しいんですか?」  まだ30前、というくらいだろうか。  ダークグレーのスーツに白いブラウス、髪は後ろでひっつめにしている。  基本的にファッションには関心がないのだろう。    少し神経質そうだが、とても整った、利発そうな顔をしている。  眉がとても印象的で、きりっとした意志的な彼女の性格を現している。  しかし残念なことだ。  見かけほ

4Pしてたらなぜかこうなった

■  彼氏の和也が、あたしの親友の美香のおっぱいを舐めている。  もう片方のおっぱいを、やわやわと揉みながら。  しかも、あたしの目の前で。 「ああっ……んんっ……あああんっ! ……うっ……」  和也のねっとりした愛撫に、美香は敏感に反応した。  一緒に温泉に行ったとき美香の裸を見て、  うっわっ……巨乳……ムチムチしててエロいっ……  と思ったけど、眼の前でその身体が弄くり回されている。  しかもあたしの彼氏の手で。 (なに? ……和也、いつもあたしにはあんなふ

け だ も の 短 歌

#推し短歌 「よお、香奈江……ひさしぶりじゃねえか? 元気にしてた?」  のぞき窓で確認せずにアパートのドアを開けたのが失敗だった。  その日は楽天から5枚セットのパンツが届く日だったので、うっかりしていた。  開けたドアの隙間から覗いたのは、久本のあのにけ面。  思わずわたしは、息を失う。 「な、なに? なにしに来たの? ……い、いつ出てきたの?」 「なんだよ? 面会には一度も来なかったくせに……出てくるのを知らせたら、出迎えに来てくれたかい? ……まあいいや、

当方40歳、ノンケ●校生をお金で買ってナメ倒しました

「ユウダイくん、そんなところにつっ立っとらんとこっちきたら?」  わたしは雄大と名乗ったその少年を手招きした。  雄大は自分の年齢を18歳だと申告したが、とてもそうは見えない。  どう見ても、イリーガルな年齢に見える。 「ここっすか……ホントにここなんっすか? ……マジすか?」 「気に入らない? こういうところに入るのははじめて?」 「……ってわけじゃないっすけど……」  わたしから視線を逸らし、拗ねたように唇を突き出す雄大。  明らかに緊張している。   長い

官能小説ヒロインのオリジナルを踏まえた描写についてのあれこれ

■  官能小説のなかでも、できるだけ字数を少なくしなければならない(スポーツ新聞や雑誌連載のような)形態のものでは、あまり人物描写に字数を割けない。  ぽってりした唇の瓜実顔、肌は抜けるように白く……とか、  たわわな乳房がブラウスを大きく持ち上げ、歩くたびに重そうに揺れた、とか、  くびれから尻へのなだらかな丘陵は実に煽情的で、母性すら感じさせる丸く大きな尻がタイトスカートになんとか収まっている、とか、  そういうことをいちいち描写していると、意外と行数を割くもの

妹 と 満 員 電 車 に 乗 っ た ら

■ 「お兄ちゃん……大丈夫? ヘンな奴、いない?」  妹の菜々美が、俺の顔を見上げて不安そうに囁く。 「大丈夫。今日は俺がしっかりついてるから……安心しろよ」 「ありがと。あたしのために……ごめんね?」  そう言って菜々美はにっこり笑った。    ここは朝の通学電車のなか。  この時間はものすごく混雑するらしいけれども……それにしてもすごい混みようだ。 (どこから来るんだ? いつでも来いよ痴漢野郎……)  私立の●学校に通う菜々美は白いブラウスに紺のリボン、そし

童 貞 先 生 の 熱 血 生 活 指 導

 教室の真ん中に机を迎え合わせにくっつけて、わたしは一人の女子生徒と面談をしていた。  眼の前の女子生徒……大杉未央は、ずっとふてくされた態度を崩さない。  まったく……ほんとに手のかかる生徒だ。 「大杉、ほんとにお前……先生の話聞いてるのか?」 「聞いてまーす……けど、先生、ウワサはウワサでしょ~? ……証拠あんの?」  そう言いながら大杉はツインテールにした髪の毛先を気にしている。  わたしに目を合わせようともしない。  くっきりした二重瞼に、ちょっと突き出た唇

10月中に得意先のイソべアヤノさんとヤる

#10月これやる宣言 ■  おれは決めた。  イソベアヤノさん。得意先のキレイなお姉さんだ。  彼女と10月中にヤる。  イソベさんは歳のころ、30歳になったかなってないか。  少し肌が黒めだけど、ちょっと厚ぼったい奥二重。  ショートだけど少し攻めたパーマがダサめで似合ってる。  あんた、会社に入るまえはかなりギャルだっただろう。イソベさん。  いまだにギャルの名残が残ってるところが、ちょいダサくて好きだ。  いつもぴったりとしたパンツスタイルで、二つ並べたパパイ