うちのダンナはかなーり変態だった
「ぜったい、ぜえええったいにイヤ!」
わたしは剛に、思いっきり憎たらしい顔を作って言った。
「いいじゃん……しようよ夏希。美菜がいない時しか、できないぜ? こーいうことって……」
「なんであたしがそーいうのに興味ある前提になってんの? ……バッカじゃないの? 美菜が知ったらぜったいパパのこと軽蔑するから……こんな変態のパパなんて最低っ!」
わたしがなぜ夫の剛に怒っているかと言えば……理由は簡単だ。
今週末、小学校3年生になる娘の美菜は学校のキャンプで家にいない。