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つづきものエロ小説(18禁)

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2話以上にまたがるエロ小説は、読みやすいようにこちらにまとめます。
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#女子高生

終電ガール:インテグラル chapter3【1/10】

第一章は ↓ こちら 第二章は↓こちら 前回 chapter2 最終回は こちら chapter 3「終電ガール」■  時間を10時間ほど戻そう。   千春の口の中にしたたかに射精した後、セーラー服姿の少年はへなへなとその場にへたり込んでしまった。   一瞬千春は、口の中を満たしていたその精液を、ちょっと味わってみようかと考えた……が、思っていたとおり、というか想像していた以上に、その生暖かさと質 感は、不快なものだった。   結果 ……地面にそれを吐き出す。

女が女の部屋にノコノコやってきてタダで帰れると思ってやがったのかよ【1/5】

■  それにしてもひどい男だった。  と、紗英は自室のヤニで汚れた天井を見上げて思う。  いや、目を覚ますたびに思わずにはおられない。  というか、天井を見上げるたびに、それを実感せずにおれない。  この部屋の天井が黄色く染まっているのは、あの男のせいだ。  この半年間、つきあっていたあの男のせい。  そして、その男の影響で、タバコを吸い始めた自分のせい。  それまでは家で(親に隠れて)家でしか吸わなかったタバコだったが、あの男との関係の雲行きが怪しくなりはじめて

女が女の部屋にノコノコやってきてタダで帰れると思ってやがったのかよ【2/5】

前回【1/5】はこちら ■ 「ねえねえ、サエちゃん、何してたの?」散らかりまくった部屋に腰を下ろした亜矢が、うれしそうな顔をして聞く。「オンリョウにトリツカれて、レイプされてたの?」  “ちきしょう……”  紗英は心の中で毒づいた。  しかし、亜矢にオナニー現場を抑えられて、下はパンツ一丁(しかも安物の赤の星ガラ)というスタイルでいるのはあまりにも生々しすぎる……と感じたため、何層にも雑誌 や本、脱ぎちらした服、お菓子の袋やコンビニ袋が積もっている部屋の床から、スウ

女が女の部屋にノコノコやってきてタダで帰れると思ってやがったのかよ【3/5】

前回【2/5】はこちら 初回【1/5】はこちら  ブラウスの前を引きちぎられた亜矢が、ベッドのうえで身体をよじる。 「え~? まじ~? ……てかサエちゃん……ハゲしいんだから~……」セーターで目隠しの状態のまま、亜矢の口はまた笑い始めた。「帰るとき、シャツかなんか貸してよね~……できるだけ、キレーなやつね~」  何をどうしたいのかわからないまま、紗英は何かを言わなければならない……と思い、言うべき話題を探した。  話題はすぐに見つかった。  目の前に展開した、亜矢のお

女が女の部屋にノコノコやってきてタダで帰れると思ってやがったのかよ【4/5】

前回【3/5】はこちら 初回【1/5】はこちら ■ 「…………」  亜矢の濃紺の下着の股間部分は、染み出した水分のせいで、あからさまにもう一段、色が濃くなっている。  それに手をかけるとき……紗英はもう軽口を叩けなくなっていた。 “マ、マジになっちゃいけない、マジになっちゃいけない……”  なんとか、頭の中で黒い背表紙の官能小説に出てくるような台詞をもじった感じの台詞を組み上げ、それを口にすることでこの場を『冗談』にしてしまおうとした。 “ほれほれ、御開帳といこ

女が女の部屋にノコノコやってきてタダで帰れると思ってやがったのかよ【5/5】

前回【4/5】はこちら 初回【1/5】はこちら ■ 「ああっ……んんっ……くっ……んんんっ………っ…………あああんっ!」 「ほれほれ~……そんなに大きな声を出すと、下の階に聞こえちゃうよ~……」 「ううんっ………くっ……はっ……だ、だめ……も、もうだめっ…………」 「まだまだこれからじゃん……ほら、ほら、オジョーチャンよおおお……もっとイイ声聞かせてくれよおおお……ビッチョビチョに溢れかえってるぜええ……ほら、こうすると………」 「やっ!……だめっ……だめそこっ…

【官能時代小説】手 籠 め 侍 【12/12】

前回【11/12】はこちら 初回【1/12】はこちら ■  ラブホテルに入ったことなんか、何年ぶりだろうか。  今のラブホテルはどういう部屋が主流なのか知らないが、男は昔……結婚前に、妻とよくこういう部屋に入った。  ファンシーな内装に、どこか湿った空気。  冷房は効きすぎている。  ところどころ、壁紙が湿気でたわんでいた。  たいして昔と変わったことなどない。  なにもかも、昔のままだ。  しかし今は腹の上で、どう考えてもまだ未成年の少女が、激しく身体をくねらせ

必 殺 に し き あ な ご 突 き 【1/5】

■  19世紀末にイギリスの片田舎に、“ばね足ジャック”と呼ばれる謎の怪人が出没したという。  あたしもちらっと本で読んだだけだから、あんまり詳しいことは知らない。  “切り裂きジャック”は有名だけど、“ばね足ジャック”なんて、なんだか名前からして冗談みたいだけど、伝えられているお話はもっと冗談みたいだ。    “ばね足ジャック”は、切り裂きジャックのような殺人鬼じゃない。  “ばね足ジャック”は、何人かの女の人を襲い、レイプしようとして失敗した。  こういうと単に煮

必 殺 に し き あ な ご 突 き 【2/5】

前回【1/5】はこちら ■  翌日の朝、あたしは8時15分に学校の最寄り駅に着くその電車の、前から4両目の中にいた。  そのことを裕子に知られたりしたら、やっぱりあたしはその場で舌を噛んで死んだだろう。 『ああ、あたしっておかしい?…………ねえ、おかしい?』  あたしは頭の中で何度も自分に問い続ける。  そして、すし詰めなこと以外は平和極まりない車内で、ひとり嫌な汗をかいていた。  この車輌の中に、万が一、億が一、あたしの心を読める超能力者が居て、あたしがわざわざ

必 殺 に し き あ な ご 突 き 【3/5】

前回【2/5】はこちら 初回【1/5】はこちら ■  いまだってこときのことを思い出せば……  あたしは舌を噛んで死んでしまいたくなる。  あたしは小心で卑怯で下劣な傍観者であることを選んだ。  老人はだんだん彼女のブラウスの裾をセーターごと上へ上へとたくし上げていく……。  ほんとうにきれいな身体だった……  腰は折れそうなくらい細く、そこから上に伸びる胴は、腋にかけてゆるいカーブを描いている。  おへその周りには、うすい脂肪の膜が見え、かすかな陰影を映し出し

必 殺 に し き あ な ご 突 き 【4/5】

前回【3/5】はこちら 初回【1/5】はこちら ■  あたしはぐったりと動けなくなった彼女を抱きかかえるようにして、次の駅で降りた。  あたしの学校の最寄り駅より二つ手前の駅で、こうなるともう遅刻は確実だったけど、そんなことを考えている場合じゃない。  彼女は全体重をあたしに預けていたんだろけど、その身体はあたしが小さな頃から抱いて寝てる象さんのぬいぐるみのように軽かった。  はた目にあたしたたちは、貧血を起こした女の子とそれを介抱する友達、みたいに見えたかも知れな

必 殺 に し き あ な ご 突 き 【5/5】

前回【4/5】はこちら 初回【1/5】はこちら ■  駅のトイレに人影はなく、あたしはフラフラの彼女をなんとかトイレにかつぎ込んだ。 「み、みず………」  彼女が言うので、洗面台のところまで言って水を出す。  彼女は洗面台に寄りかかり………冷たい水で何度も何度も顔を洗った。    あたしはその背後に立って、なにか彼女に掛けるべき言葉を探していた。  いろいろ考えたけど、やはり今、言える言葉はひとつしかない。  あの電車の中で彼女と老人を取り囲んでいた、好色で品性下劣

先生、この冷たいの何ですか 【1/3】

■  昨年末の話だ。  と、いうことはほんのつい最近のことだが。 「この前さ、すっごい笑える事件があったの知ってる? ……東北の方で殺人事件があってさ……その日は大雪だったんだ。で、雪が積もってて、死体の脇から足跡がずーーっと続いてたんだって。で、警察がそれを辿っていくと、犯人の家まで続いてた(笑)で、犯人は御用になったんだって」 「………」    悠は答えない。さっきからずっと黙ったままだ。  その顔は下から半分以上をマフラーで覆われていて、ほとんど伺うことができな

先生、この冷たいの何ですか 【3/3】

前回【2/3】はこちら 初回【1/3】はこちら ■ “こ、これ何?……ねえ、この冷たいの何?”  目隠しをされている女が言った。  かなりの狼狽ぶりだったことははっきり覚えている。  それも仕方ない。おれはそのときかなり調子に乗っていた。    女の胸元に垂らしたその粘性のある透明な液体を、ゆっくりと両の手のひらを使って上半身全体に塗り広げる。  “や……やだっ、つ、冷たいっ……”  手のひらと女の肌の間ですべるその粘液のぬめり。  皮膚感覚がさらにおれの劣情を加