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つづきものエロ小説(18禁)

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2話以上にまたがるエロ小説は、読みやすいようにこちらにまとめます。
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2024年5月の記事一覧

セルジュの舌/あるいは、寝取られた街【1/13】

■全話こちらから読めます。 【1/13】 【2/13】 【3/3】 【4/13】 【5/13】 【6/13】 【7/13】 【8/13】 【9/13】 【10/13】 【11/13】 【12/13】 【13/13】 ********************************************************************************** 君にやさしくするよ、むりやりなんてしない なにが怖いの? 怖がることなんて何もないんだよ お

セルジュの舌/あるいは、寝取られた街【2/13】

初回【1/13】はこちら ■  その翌日、クラスに和男の姿はなかった。  その翌日も、さらにまた翌日も、和男は登校してこなかった。  恵介には何の連絡もない。LINEでも返事をよこさない。  何か、イヤな予感がした……何かがあったに違いない。  その日の昼休み、恵介は担任の江藤を廊下で呼び止めた。 「先生、和男……どうかしたんですか?」 「えっ、恵介くんも知らなかったんだ……二人、仲がいいから連絡取り合ってると思ったんだけど……」  江藤は昨年この中学に赴任して

セルジュの舌/あるいは、寝取られた街【3/13】

前回【2/13】はこちら 初回【1/13】はこちら ■  カーテンを締め切った部屋で、和男は毛布にくるまっていた。  まるで凍えているかのように頭からすっぽり毛布を被り、顔を出さない。  部屋には生臭い異臭が立ちこめている。    複雑な異臭だった。  10代男子の、活発な新陳代謝の匂い。  なにかが腐ったような匂い。  そして……なにか恵介にとってもなじみ深い匂い。  部屋は静まり返っていて……和男がカチカチと神経質そうに噛み合わせる音だけが聞こえる。  和男は

セルジュの舌/あるいは、寝取られた街【4/13】

前回【3/13】はこちら 初回【1/13】はこちら ■  いったいどういうことだ?   親友の和男が自分の下半身にのしかかり、ズボンのベルトを外そうとしている。  恵介は和男の頭を押さえつけ、なんとかその凶行に抵抗しようとした。 「やめろって! 何なんだよっ?! 一体何なんだよ!」 「おれがどんな目に遭ったと思う? あのセルジュの部屋で? お前にわかるか? そこには裕子がいたんだ!……素っ裸でな! 素っ裸で裕子が笑ってたんだ! このおれを、笑ってたんだよ!」  い

セルジュの舌/あるいは、寝取られた街【5/13】

前回【4/13】はこちら 初回【1/13】はこちら ■  その夜、恵介は3回も自慰をした。  恐怖に打ち震えながらも、その一日に自分の目が見たこと、聞いたこと……そしてもちろん和男から与えられた刺激のはけ口を、かりそめの快楽で逃がすしかなった。  1回目に負けないくらい、2回目に吐き出したものも大量だった。  それでも収まらず、衰えを知らない自らの分身が「まだヤ まだイけるやろ”」とセルジュの声でさらなる解放を求めてくる。  改めて握り直し、また励み始める。 (

セルジュの舌/あるいは、寝取られた街【6/13】

前回【5/13】はこちら 初回【1/13】はこちら ■  落ち着かなかった。  カーラジオからはあべ静江の「恋はみずいろ(日本語バージョン)」が流れている。  恵介はまるでシートベルトによって座席に拘束されたまま、爪を噛み、貧乏ゆすりをし、奥歯をカチカチと鳴らしながらセルジュの家を見ていた。  ちらりと車のデジタル時計を見ると、江藤がセルジュの家に入ってから、5分が過ぎている。  恵介にとっては1時間にも思える5分間だった。 (セルジュが留守だった……ってわけじゃ

セルジュの舌/あるいは、寝取られた街【7/13】

前回【6/13】はこちら 初回【1/13】はこちら ■  和男の葬儀は、町の公民館で行われた。  クラスメイトたちや教師たちを始め、多くの町の人々が弔問に訪れた。  もちろん、恵介も学校の制服を着崩さずきちんと着て、公民館に向かった。  恵介の両親も、妹の千帆も同道した。  恵介と和男は、小学校の頃から兄弟も同然だった……家族ぐるみでキャンプに行ったことも2度ほどある。  公民館へ の道中は、誰もが無言だった。  両親は、和男のあまりにも早すぎる死を率直に悲しん

セルジュの舌/あるいは、寝取られた街【8/13】

前回【7/13】はこちら 初回【1/13】はこちら ■ 「サイっっっっっっっっっっっアクっ!」  千帆がそう吐き捨てて踵を返し、駆け出す。 「まて、待ってくれ千帆っ!」  恵介は友里江の顔を引き離した。  友里江の唇と恵介の先端との間で、名残惜しそうに粘液が糸を引く。 「あははははははははは! お兄ちゃんサイっっっっっっっっアクっ!」  突然、友里江がヒステリックに笑いだした。  友里江を突き飛ばす恵介。  ごろり、と友里江の身体が地面に転がり、短いスカートが

セルジュの舌/あるいは、寝取られた街【9/13】

前回【8/13】はこちら 初回【1/13】はこちら ■  翌週の月曜日、担任の江藤が学校に復帰した。  あの黒い服のハゲ頭が予言したとおりに。  江藤は和男の葬式にすら、顔を出していなかったのに。 「みなさんおはようございます。ちょっと体調を崩しちゃって心配かけちゃったけど、みんなは先生に会えなくて寂しかったかな? ……わたしはみんなに会えなくて、とっても寂しかったよ。教師になって2年目でこんなことを言うのはちょっとおこがましいけど……やっぱり教師、っていうのはわたし

セルジュの舌/あるいは、寝取られた街【10/13】

前回【9/13】はこちら 初回【1/13】はこちら ■  夢であってほしいと思った。  これまで起きてきたことも含めて、すべて悪い夢であってほしいと。  しかし、そうではない……これがすべての結果だ。  どれくらい家の前で跪いていただろうか?  5分間? 30分間?   いや、1時間か2時間は過ぎていたかもしれない。    いつの間にか太陽は傾き、遠い山の向こうに消え、あたりは紫色の帳に包み込まれてた。  やがて、家のドアが内側から開く。  中から出てきたのは千帆

セルジュの舌/あるいは、寝取られた街【11/13】

前回【10/13】はこちら 初回【1/13】はこちら ■  それでも恵介は比較的、聡明な少年だった。  だから母がセルジュとことに及んでいる部屋のドアを、蹴破るような無謀なことはしなかった。  そのかわり包丁を手にして階段の下の死角に座り込み、セルジュが部屋から降りてくるのを待った。  果てしないほど長い時間、セルジュが母を蹂躙する声と、それを熱烈に迎え入れる母親の声を聞いていなければならなかった……が、思っていたよりそれは辛くはなかった。  これから自分がやろう

セルジュの舌/あるいは、寝取られた街【12/13】

前回【11/13】はこちら 初回【1/13】はこちら ■ 「う、うそだろ……そ、そんなバカな…………」  暗闇に目が慣れてくるにしたがって、セルジュの舌の様子が見えてくる。  自分のへその上、20センチほど上空に、油じみたヒゲまみれの顎の存在を感じる。  そのいかつい顎が少し開き、ガサガサに荒れた唇から、それが覗いていた。  いや、覗いていたのではなく、だらりと垂れ下がっていた。  人間の舌の長さではない。  そのいかつい顎の下……のどぼとけくらいの位置まで、赤

大きくて、固くて、太くて、いきり立つ魔法【1/5】

■  今にはじまったことではありませんが、夫は、アホです。  今回も、すごくバカなものを買ってきました。    ものすごく、アレが大きくなって、長くなって、太くなって、固くなって、カリ…っていうんですか?……それが高く(高くなる、という意味がわかりません が)なって、持続力がついて(長いこと入れたり出したり入れたり出したり……ができるようになる、という意味だそうです)、しかもアレの温度が熱くなるサ プリだ、っていうんです。  温度、熱くなってどうなる、っていうんでしょ

大きくて、固くて、太くて、いきり立つ魔法【2/5】

前回【1/5】はこちら ■  てかまあ、わたしはフェラチオ……いや、ちょっと表現が下品でしたね……をしたわけです。  その、お口でした、ってことです。  そっちのほうが、いやらしいですか? ……まあいいです。  とにかく、わたしは吸い付けられるみたいに、夫の前に跪いていました。  アレが……カチンカチンすぎて……ってか大きくて、長くて、太くて、固くて、カリ……っていうんですか? ……そ れが高くなってて……、もうヤバいくらいだったから。  あの、夫が買ってきたバカ