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つづきものエロ小説(18禁)

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2話以上にまたがるエロ小説は、読みやすいようにこちらにまとめます。
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2024年3月の記事一覧

屋上で上司と未来のないセックスをしていたら【前編】

■ 「おら! おら! おら! ……どうだ! 藤木くんっ……! いいかっ?」 「か、課長っ……す、すごいっ……すごいですっ……」  会社の屋上で、上司とセックスしていた。  わたしは30前で独身。  課長には奥さんと子どもが二人いる。  はっきりいって、ノーフューチャーな関係で、ノーフューチャーなセックスだった。  わたしもそれくらいはわかっている。  でもわたしは室外機に手をついてお尻を突き出し、課長に突きまくられ、さも気持ちよさそうに喘いでいた。  それほど気持

屋上で上司と未来のないセックスをしていたら【後編】

【前編】はこちら ■ 「なっ……なにするんですかっ!!」 胸倉をつかまれた自殺志願者くんの顔は、ますます真っ青だ。 「うるせえっ!!! チンコ出せっ!!」 「なっ…………?」  わたしは呆然としている彼をフェンスに突き飛ばすと、ズボンのベルトを外してチャックを降ろし、パンツと一緒にズボンを引き下ろした。 「なんだよこのフェニャマラはよ?? これで生きてるって言えるのかテメエっ!」 「だ、だから僕はいま、その、これから死のうと……あうっ!」  ふにゃふにゃの

“スタンド・バイ・ミー”観ながら潮吹かされた思い出【前編】

■  中学の卒業式が終わってやれやれ、という週末だった。  俺とヒグチ、ヤスキは、ケイタの家に泊まり込んでダベっていた。  どういう事情だったのかは忘れたけど、ケイタの両親も兄弟も留守で、俺たちだけでやりたいほうだいできる、というウキウキした夜だ。  とはいっても、俺たち全員彼女なし。  ヒグチは牛なみのデブだし、ヤスキは馬面のニキビ、ケイタはまあまあハンサムだけど、引っ込み思案で暗い。  俺は……どうかな。この4人のなかではだいぶましで、上級生のお姉さんにからかわれ

“スタンド・バイ・ミー”観ながら潮吹かされた思い出【後編】

【前編】はこちら ■ 「うわっ! すっげ―出たっ!」 「なに? なになにこの量? どんだけコーフンしてんの??」 「やっべーアンドウ、乳首イキしたってことっ?」  ヒグチ、ヤスキ、ケイタの声が、どこか遠くから聞こえてくるみたいだった。  あのとき俺、軽く失神してたのかな?  正直に言うよ?   ……小6のとき、クラスで“シコってみたらすっげー気持ちよかった”って自慢してる奴の話を聞いて……  そいつが言ってたとおりに、その夜、はじめて自分でシゴいてみた。  最

実 在 少 女 【1/6】

■  駅の裏手の待ち合わせ場所に立っていた彼を見て、あたしは自分の目を疑った。   どっからどう見ても、メールで男が名乗っていた『25歳の会社員』には見えない。  そいつは肩幅がやたら大きい、ダサい灰色のスーツを無理して着ていた。   あの華奢な体だったら、スーツの中に彼がもう一人入りそうなかんじだ。  目深に、ニューヨークヤンキースの帽子を被っている。  野球なんか、ちっとも興味ないク セに。  ぶかぶかのスーツは、お父さんのスーツでもこっそり借りてきたんだろう。

実 在 少 女 【2/6】

前回【1/6】はこちら ■ 「ちょ、ちょっと……ちょっと待ってよ!!」  ホテルに入るなり……キーを受け取って、エレベーターに入るなり、高野くんがあたしにものすごい勢いで襲い掛かってきた。  ああもう、これだからガキは。  ……まあいつもの客も、こういう奴は多いけどさ。  Tシャツの上から、まるで握りつぶして何かを搾り出すみたいにおっぱいを揉んで(まあ潰されるくらい大きなおっぱいじゃないけど)、いきなりスカートの中に手をつっこんでくる。  デニムの短いやつだったの

実 在 少 女 【3/6】

前回【2/6】はこちら 初回【1/6】はこちら ■   で、話を戻すと、あたしとさっき待ち合わせした時点で、すでにパンツの中にコンドームを装着してたらしい高野くんは、そのままあたしに飛び掛ってきた。  ゴムに覆われたアレを、ぷるんぷるんさせながら。   「きゃっ……待ってよっ! ……ねえ、ちょっと待ってってばっ……!」 「うるさい! 黙れ!」 「ちょっとっ! 破れる! 服破れるって!!!」   そりゃもう、ものすごい勢い。   あの大人しくてかわいい高野くんが

実 在 少 女 【4/6】

前回【3/6】はこちら 初回【1/6】はこちら ■ 「……脚を開け!開けったら!!」   「いやっ……待って……ちょっと待ってよっ………!」  高野くんのコーフンっぷりはすさまじかった。  あたしのパンツを引きちぎったうえに、あたしの両膝を掴んで必死に左右に開こうとする。  あたしは抵抗した。全力で力を込めてふんばった。  ちらりと高野くんのアレに目をやると、もうコンドームがはじけそうなくらい大きくなっている。  ああ、すごい……頭がくらくらするくらいのコーフ

実 在 少 女 【5/6】

前回【4/6】はこちら 初回【1/6】はこちら ■  1ヶ月ほど前だったろうか。   その日、関口はなにか用事でもあったのか(そりゃあるよね。生徒とセックスしに学校に来てるわけじゃないんだから)、いつものようにあたしを、ねっとり、こってり、弄り回さなかった。  いつもの空き教室にあたしを連れ込むと、教壇の前まで連れて行き、黒板側にではなく、その教室が使われていたころには、机が並んでいた方に向けて手をつかせて、お尻を突き出させた。   黒板側に向かせないところが、いか

実 在 少 女 【6/6】

前回【5/6】はこちら 初回【1/6】はこちら ■ 「……阿部先生とあたし、どっちがフェラうまいだろうね?」 「………………」  高野くんは真っ青になって、目を見開いている。  もっとイジワルをしてやりたくて、あたしは続けた。 「……ねえねえ、阿部先生には、高野くんから声をかけたの? ……それとも高野くん 、阿部先生にムリヤリ犯されちゃったとか……?」 「………う………」  言葉が出てこない様子だ。 「最後までやっちゃってるの? ……いつも、学校のどこ

午 前 1 時 、 特 盛 の 女 【 前 編 】

■  午前一時。  こんな時間に牛皿を食べている。  残業、残業、残業。一文の得にもならないサービス残業。  そして俺は名ばかり管理職。  終電ギリギリで電車に飛び乗り、自宅マンションの最寄り駅の近くの牛丼屋で食事をしている。  ここんとこ、3日連続この店で夕食だ。    というか、もう夜食の時間だよな。  ここでせめて多少はバランスのある食事にしようと牛皿定食にサラダをつけた。    ほぼ生きながら死んでいるような状態だったので、俺の目にはテーブルのトレーに載かった

午 前 1 時 、 特 盛 の 女 【 後 編 】

【前編】はこちら ■ 「は、はいっ!」  慌てて立ったのでいきなりコケそうになったが、女の後を追う。  女が先にトイレに入り、肩越しに俺に振り向く。  ドアが閉じられそうになったので……ほぼ閉じつつある岩のシャッターのなかに飛び込むインディ・ジョーンズのような勢いでトイレに飛び込んだ。 「はむっ……」 「んぐっ……」  いきなり抱き合って、激しいディープキス。  女は牛丼の特盛を、俺は牛皿定食を食べた直後だったので、お互いの口の中は甘辛く煮た筋っぽい牛肉と玉ね

ホ ラ ー 官 能 小 説 「 電 動 」【1/4】

以前 ↓ この回で取り上げた映画にインスパイアされた作品です。 ■    たぶん、この話を聞いたあなたは、わたしの頭がおかしいのか、それとも単なる色情狂なのかと、そんな風に思われるでしょうね。  それでもわたしは構いません。  わたしはもう、あの主人が亡くなって以来、わたしを責め苛んできた、この出来事を自分の中だけに止めておくことができません。  いいですか? ……これからお話することは全て真実なのです。  あなたが信じようと信じまいと、これはわたしが体験したことであ

ホ ラ ー 官 能 小 説 「 電 動 」【2/4】

前回【1/4】はこちら ■    夫にバイブレータを見せられて数分後、わたしは全裸でベッドに身体を横たえていました。  性的な行為を前提に、夫にまじまじと全裸を見られるのはそれが初めて。  結婚してもう3ヶ月になるというのに、自分が全裸であるという事実、その姿を夫が、性欲をもって眺めているという事実が、わたしの羞恥に火をつけます。  何だか、ものすごくいやらしいことをしているような気がして、わたしの顔は熱くなり、思わずベッドの上で身をよじってしまいました。  両手