【ネタバレ注意】ディスガイア4雑感
どもです。
ディスガイア4クリアしたので感想回ですね。
あくまで本編クリアまでの感想なので後々補足や伏線回収がある分については知りませんのはご了承くださいまし。
【WARNING】この先ネタバレあり【WARNING】
未プレイで楽しみたいよって方はGo Homeで
●ゲームバランスについて
ディスガイアはアイテム界や練武山といった実質無限に鍛えられる施設や、議会によって敵レベルの上げ下げが容易なので楽にクリアしようと思えばいくらでも楽にクリアできるんですよね。
4は初見でしたが適度な難易度を味わいたかったので過度な育成なしで進めた感じ、とてもちょうどよかったですね。
目安程度に、
・ストーリーキャラ未使用 ≒ ベース捕獲不可、ベースジャンプ力初期
・人型(杖×3、剣、槍、銃、弓&回復、回復、投げ×2)
・魔物(花霊像夜骨虫死)
・クリアレベル:80~100程度、各転生3~4回
・アイテム界はコモン20くらい、一人に強化済を2つ以上持たせない
・議題のレベル上下なし
普通にプレイする分にはストーリーキャラ使用すると思うのでもう少し楽かもしれませんね。特に本作主人公のヴァルバトーゼの固有アビリティに「敵を倒すたびステータスを上げる」ものがあるので、その点でも楽ができると思います。
3からの改善点として魔チェンジの仕様改善や魔ビリティの付け替え、今作発のものでは怒ッキング、戦挙事務所など、多くの便利要素があり、そのおかげで快適にプレイできましたね。過去作をプレイしているからこそ馴染めた部分はありますが、逆に初見では何をしていいのかわからない点が多いと感じてしまうかもです。
・ストーリー感想
本作は主人公やヒロインが初めから人格者として登場するので、好印象のままストーリーを味わえたのが大きかったですね。
以前3をプレイした時にはその自由奔放すぎる部分に「どうして仲間がこんなにも好意的に接してくれるん?」となったので、常に前向きで世直しに歩む閣下がそれはそれは好きになりましたね。
本編でも「目的こそ違えど我々には絆がある!」的な言葉が出てくるくらいには仲間想いな人格者ですし。
物語をざっと説明すると、総理が悪いことしてる→黒幕登場→改心でエンド…とまぁ王道と言えば王道な筋書きですが、一つ不満があるとすれば、総理を倒す時点で「最終回」って出るんですよね。当然そこから黒幕登場で世界を破壊する生物兵器を倒す「最終回」、お次は月の破壊を阻止する「最終回」、黒幕と決着をつける「最終回」となんと4回も「最終回」やるんですよ。いくらなんでもさすがにちょっとクドすぎると感じた部分ではあります。
あと少し伏線の張り方が雑というか、話そうとして敵が出たとか、別の話題になってそのあと触れられないとか、そういうのがちょっと多かったかもですね。女性陣が全員訳ありキャラなので頻度的に多く感じただけかもしれませんが。匂わせていたラブロマンスも結局最後の最後に回収しただけですし。そこはちょっと惜しい点。
とはいえ、特にこれといったモヤモヤもなく綺麗にオチもついたので個人的にはそんなに不満点はなかったりします。後日談や未回収エンドもありますし、結論を出すのはそこをプレイしてからですね。
●キャラクター感想
・ヴァルバトーゼ
とても主人公らしい主人公でしたね。すき。
「約束」というキーワードに重きを置いておりそれによって絆を深めていくのですが、これが非常に悪魔らしくない。悪魔らしくないというのは悪魔の価値観の上での悪魔らしくないなので、我々人間の価値観でいうととても好意的な解釈に取れますね。
「約束」をして、それを守ることに誇りを持つ。そのために全力で守る。有言実行、人の上に立つ者としての振る舞いを自然体でできるのが本当にかっこいい。こういう悪魔になりたい。
一方でシナリオが重くなりすぎないように適度にボケに舵を切れるのも好印象。イワシ万歳。
最後の最後にはなるけどもちろんラブロマンスも忘れない。末永く爆発してください。
・フェンリッヒ
腹黒参謀にみえて数少ないツッコミ要員。絶対ホモだけどホモホモしすぎない程度にホモなのでやはりホモ。そしてツンデレ。
閣下を溺愛する理由が思ったより語られなかったというかそこもっと深堀してもよかったのでは?と思わなくもない。
基本他がボケ倒すので参謀としてよく物語を引っ張っていた気がするし、月の件で狼狽えるところで人間(?)らしさが出たのも◎。
・風祭フーカ
中身と胸が薄い子。
正直「これは夢」のくだりがクドかった印象。プレイヤー視点では死んでいることはすぐにわかるのでそんなに毎回言わなくても感。ただ受け入れると恐らく個性のない小娘になるのでそれはそれで困る件。
空気が読めない点は逆に他にシリアスブレイカーできるほどの押しが強いキャラもいないので釣り合いは取れてるハズ。
とはいえデスコというキャラを作る為ための舞台装置以上の必要性は感じなかったのが残念。
あともっと父親にキレてもいいと思う。
・デスコ
今作のつるぺた幼女兼マスコット枠。(自称)ラスボスの幼女ってネタをやりたかっただけ感がすごい。勉強中の身というだけあって聞いたことにうなずくのみだけど実際赤子なのでまぁ。
フーカとの関係性を匂わしつつ最後にちゃんと伏線も回収してくれたので最低限メインキャラではある感じ。ただ欲を言うと活躍する場面があってもよかったとは思う。加入後は本当についてくるだけだったので。
・エミーゼル
恐らく作中で一番成長したキャラ。
父親を慕う理由も、拒絶された反応も、自己の証明に必死になる理由も、その後も全部描かれているので、恐らく本作第二の主人公。
貴重なツッコミ属性で、フェンリっちが攻めツッコミならこっちは受けツッコミ。断じて穴の話ではないです。
立場的に魔界に詳しいので説明役も担える点でも不可欠。
いわゆるコロッケ!でいうウスターポジション。おいしいキャラだよキミってやつは。
・アルティナ
公式HPの情報だけだと好きになれそうになかった娘。
「誰でも助けたい」っていういわゆる博愛キャラでありながら、招いた事態への贖罪に奔走する行動派なのがとてもよかったです。はい。
「かばう」「信じる」「助ける」の天使要素が強すぎるので、作中で金にがめついキャラとして扱われているほどそんな印象は感じなかったし、なんならもっとそこ主張していた方が判明時の衝撃にもなったのでは。
もっと閣下とイチャラブすると思ったけどどちらかといえばフェンリっちとイチャイチャしてた方が長かったよね。でも最後クッソ甘いの持ってきてくれてありがとうね。閣下にはどこの血を飲んでもらったのですか?下品ですね。でも気になります。
・アクターレ
2では家族思いの一面があったので愛されキャラなのも納得だったのだが今作はただただ狂人。
その分権力者に尻尾を振る下等悪魔がいかに姑息か教えてくれる反面教師としてはばっちしだったのではなかろうか。
たびたびイベント持ち出してくれるので都合のいい舞台装置感がパなかったです。
・フーカ父
戦犯。後からどんなにいい父親面しようにも、間接的に娘殺しときながらケロっとして「おまえ死んだぞ」はさすがに🤔って顔にもなる。以降も協力者感出してて尚更。
マッドサイエンティストで片づけていいラインは軽く反復横跳びしてる。
人間の汚さ表現にはぴったりだけどせめて罰される姿を見せておくれ…
・ネモ
アルティナがクヨクヨ悩まない分、こっちがそれを担った感じ。
悲惨な人生ゆえにあたまおかしなって世界の全部を恨んだ…らしいのだけれど肝心の悲惨さについては口頭でパパっとだったので重さが伝わりにくかった件。まぁでもそれはディスガイアに求める部分ではないので割愛。
ラスボスなのに死神魔チェンジでSP空にしたのは正直スマンかった。
・おわりに
実のところTwitterのタイムラインでちょっとディスガイアのお話になったときに無性にやりたくなり、そういえば6も発表されてるねってことで積んでいた4をプレイしたのがきっかけですね。
いやぁ、プレイしてよかったですね。珍しく固有キャラを好きになったのは個人的にデカいです。閣下はシリーズ通して一番かもですね。2週目以降はちゃんと使ってあげたいです。
来年には6が発売で、こちらも首をなんがくして待っております。
まほけんも重騎士子もいるのでその辺りで組めたらな~なんて考えておりますが、いかに…
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