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【院内紹介Vol.1】院内感染を防ぐために発熱外来を設置しました

「院内紹介」と題して、私たちの診療風景を少しずつ(できる範囲で)ご紹介していきます!

さてこちらは、当院の駐車場に突如現れた「トレーラーハウス」。私たちは現在この建物で、風邪症状などといった院内感染のおそれのある方々の診察をおこなっています(発熱外来と呼んでいます)。

トレーラーハウスが来るまでは、患者さんの自家用車や当院のガレージを使うことで、一般外来とは動線を分けて診察をおこなっていました。

院内感染を防ぐ目的は果たせるものの、雨の日も雪の日も、炎天下の夏の日も、防護服を着て駐車場を走り回る必要がありました。その準備にどうしても手間がかかるため、必然的に患者さんの待ち時間も長くなってしまうのがデメリットでした。

患者さん用入口から入ったときの図。狭いですが、個室とお手洗いを完備しています。

一方、昨年設置したこのトレーラーハウス内には、陰圧設備・個室診察室・専用お手洗いがあります。

基本的に患者さんは各々車でお待ちいただき、検査のご案内・診察・お会計や薬の説明の際にこちらへ入っていただくことになっています。

患者さんのいる間はここに看護師が常駐しており、検査機器を稼働させたり、各個室やお手洗いの消毒などをおこなっています。

診察や検査ごとの準備が最小限で済むので、以前よりも格段に待ち時間が減少しています。(それでも一般外来と比べると時間はかかってしまうのですが、感染拡大を防ぐためには仕方のないことではあります)

ちなみに私たちスタッフは、離れた場所にいてもコミュニケーションが取れるように、BONXというインカムアプリケーションを使用しています。また別の機会にご紹介します!