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高尾山、珍道中?

週末高尾山に登ると宣言した。
昨日、山頂で喫食っするためのお弁当(握り飯+α)を自作。

前回行った時に高尾山にはゴミ箱がない、自動販売機で飲み物は売っているが、ペットボトルは持ち帰ってくださいというスタンスであるのを知ったのでちゃんと水筒を購入。

麦茶を自作するなど…この10年ほどやっていなかったことをして今朝を迎え。午前4時40分ごろ自宅発。午前5時20分ごろに渋谷駅を出発する井の頭線に乗って明大前で乗り換え…という経路で午前6時台には高尾山口に到着できると踏んでいた。

が。

府中駅を出発するころ車内アナウンスがあり人身事故の影響で高幡不動までしか行かない…となり。振替輸送で行ってくださいと言われた。

振替輸送?

多摩地方にきた経験がないので何をどう振り返れば高尾山に到着できるのか?不明で、都内の地下鉄の振替輸送については「定期券の保持の有無」により対応が相当違っていた記憶がある。定期券のない人については「知ったこっちゃない=電車を動かす義務はない」ということだったはずだが。

今回、ちゃんと聞いてみたら。

1)まず高幡不動で下車。渋谷駅の入場記録は削除。
2)高幡不動から高尾山口までの切符を買う(200円)
3)でも動いてないから代替交通機関用の切符は京王が出してくれる
4)高幡不動から高尾山口までは…モノレールで立川まで。立川から高尾まではJR。高尾から高尾山口までは京王(人身事故と無関係の区間だったので動いていた)

これで行けるらしい。到着が1時間ほど遅れこそしたが、「どうなるんだ!何でこんなことになった!」と無駄に激昂しても始まらないのでゆるゆる行ってみた。

午前7時30分、稲荷山コースでアタック開始。
1時間ほどで山頂着。前夜に作ったお弁当を食べ。別にやることもないので下山。夏場は昼からビアガーデンが開かれているようで…登山してビールを飲んで、そのあとはケーブルカーで下山することを推奨していた。

前回は薬王院を過ぎたところから出ているケーブルカーもリフトもスルーしたが…前回下山路をすべて歩いた経験もあったので今回はリフトを使って下山した。別に徒歩で行けると言えば行けるのだけど…新しい発見もないので490円使って移動時間短縮。

結構長い時間リフトに乗っていて。愛犬と一緒に伊豆シャボテン公園でリフトに乗ったよなー、八王子は愛犬の生誕の地だったなーと少ししんみり。

午前9時40分ごろに下山し、全線復旧していた京王線に乗車し渋谷まで戻り。渋谷から歩いて恵比寿まで行き、エビスビール記念館で美味しいビールを1杯だけ飲んで炎天下の中、自宅まで戻ってきた。

エビスビール記念館で1杯400円の生ビール(ハーフ&ハーフ、泡は黒ビールでオーダー)

…今回の高尾珍道中で気づいたこと。

眼前で起こった事象を事実として「対処法は何か?」を冷静に判断することはとても重要。鉄道の人身事故なら駅員さんも事実の把握をしているわけでも復旧計画を聞いてもわからないだろう。できるのは振替輸送を円滑にするぐらい。速やかに乗客を駅のホームから追い出して、あとは駅に来た利用者に違うルートをお薦めするぐらいが精一杯。

そこに「なぜこんなことになった?」「どうしてくれる?」などという感情をぶつけても意味がなく。たぶん納得のいく回答を駅員さんも出せないだろう。「(知らねぇよ!)」と心の中で思う質問や要求をぶつけても仕方なく。

「どうすればここに到着することができますか?」に対し、あまり損をしない方法を提示いただき、それが納得するものであればそうすれば良いだけの話である。世に起こっていることはおおよそ予定通りに進む確率が高いが。

でも、そうじゃない場合。そのそうじゃない場面に出くわした場合、いかに早く最適な選択をすることができるか?…このあたりが「人間力」なのだろう。

正しい選択ができた?おかげでお昼ちょい過ぎにはビールを引っ掛けて帰宅して。お風呂に入ってクーリッシュ(アイス)を食べて午睡して今に至る。至福の時(笑)。

しかし梅雨というのに物凄く暑いのが今日。真夏か??

ビールが美味い日だと思うのであと少ししたらビールを飲みに出かけるとしよう。

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