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「鏡を捨てよ、遠くへ出よう」

あなた。鏡ばかり見てたら「大変身」なんか出来ないわよ。鏡を見てわかることは現状から分析できる「自分の適性」「有効な微調整」「身の程」ばかりで「現状からかけ離れた未来像」なんてのは絶対見えてこないからね。もしもあなたが現状よりはるか高みを目指すなら、自分をやたら見つめすぎないこと。これも大事なのよ。

こんにちは。松田直己、nisaiです。

現在、2ヶ月間の海外旅をしています。
期間は2月中旬から4月中旬頃まで。
現在、タイ→インド→エジプト→モロッコを通過、
これからまたヨーロッパ各国を巡っていきます。


旅の目的は3つ。

インスピレーションのため、
語学習得のため、
撮影のため。
です。

もうちょっと細かく書くと、
「創作のための着想・インスピレーションのキャッチのため、日常生活とは全く異なる習慣・常識・宗教の地に身を置くため」
「先日の投稿にあげた「英語独学」の一貫で「日本語が使えない環境に身を置く」ため」
「それらの日々を記録して、1つの映像作品を作りたい、と思ったため」
です。

2024年度のnisai最初の展示は、5月頃に予定しています。

今後とも変わらず、精力的にものづくり、服作りを続けていくぞということで、「昨年1月に行ったヨーロッパ一ヶ月旅」よりも沢山の色彩に出会うぞと、今回はアジア、インド、アフリカを経由してのヨーロッパ巡りのルートに決めました。

時々旅日記など書くかも知れません。

ぼやきですが、ブランドとは、ものづくりとは、「つながり」だなと、近頃あらためて思いました。
自分にはこれしかないから、これ以外他に世界とつながる手段がないから、それが私のエヴァに乗る理由。という綾波レイのセリフの通り、これが俺にとっての強く世界とつながる唯一の手段だから、だからやってるだけよ。という感情も、強くあります。でもそれは決して、ネガティブなことではなく、すごいことです。だから、自分の体を盾にしてラミエルのビームを防げますからね。そんな風にハッキリ思える職、というものが人生に1つでもあることは、ものすごいことだぞと、そう思うのです。

だからこそ、自分としては、服作りと展示活動に関連した行動をしてるつもりでも、それによって「お客さんたちとの接点がなくなるこの旅期間」というのが、一ヶ月目にして寂しくなってるというのもこれまた事実です。エヴァに乗れない、碇シンジの状態です。つながりの喪失感です。またなんか、日記とか書くと思うんで、ぜひ、見て来てください。

「鏡ばかり見てたら「大変身」なんか出来ないわよ」って冒頭の文章は、自分の頭の中にいる「パワー」の部分が今朝そうやって喋ってて、めっちゃいいね、と思って記録しました。

僕たちはつい、自分自身を観察しすぎる。SNSは現実の写し鏡、と錯覚して、自分の度量をそこで測ってしまう。パーソナルカラーを選んでもらう。MBTI診断を受けて、それを参考にしてしまう。でもそれでいいのだろうか。鏡ばかり見て改善点を設置することとは、自分の可能性に「関連性の高い動画」だけを提案してることと、同じじゃないだろうか。

それは確かに、今までと大きく異なる環境に身を置くこともない。今まで慣れ親しんだものに近いし、大きな失敗を得ることはない。でも、本当に大切なものって、人生を大きく変えるような出来事って、「自分と大きく関連性が遠いところ」にあったんじゃないだろうか。違うだろうか?僕は、いつもそうだったよ。

「書を捨てよ、町へ出よう」ならぬ「鏡を捨てよ、遠くへ出よう」

そんなことを言われたような感じがして、楽しい気分で町に出て、普段は食べない甘い食べ物「ジェラード」を食べてみたらめちゃめちゃ美味しくて、感動した。

nisai 松田直己

2024年ベストMVに確実に入る。クルアンビン


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