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20221211_無自覚の偏り(diary141)

こんばんは!丹路です。今日は日曜日の投稿です。

12月になり、ふるさと納税の額をまだ確定できていないので少し焦っています。
みなさんはどこに納税をされますか?
払う納税で返礼品がもらえるので、みなさんぜひ実施しましょう。
ただ支払うだけではもったいないですからね。

さて、本日の内容は‘‘無自覚の偏り‘‘です。

これは自分を理解することにもつながります。
この偏りを分かっていないことが、自分自身を苦しめる理由の一つになったりします。

※調べてみると「認知バイアス」と、近しいワードもあったので、貼っておきます。


例えば、自分が持っているモノ、所有しているモノに拘るという偏りを持つ人がいます。これは自分が手にしたモノに執着してしまう、手放すのが怖い、ひたすら持ち続けていたいという偏りで、この偏りを持つ人は、他者とシェア、共有することが苦手です。
会社で使っているものも、気づいたら自分専用のものにしてしまったり、
自分が使いやすいもの以外は使用を認めない、などなど。

「ちょっと貸してくれる?」

と、何気ない一言でも、「自分で準備すれば良いじゃん」と嫌な気持ちになったり。

貸したくない、手放したくないという感情が立ち上がるんです。

こういうのって、自分で「貸せばいいのに」と理解しても、それを完全に治すことはできません。人間の性格と言いますが、だから怖いんですよね。

でも自分がそういう偏りを持っていると理解していれば、まだ対処法があるわけです。
無自覚ではあるものの、やり取りのタイミングで気づいたりします。
それが"偏り"だと自覚していないと、人間関係で揉める、もしくは組織の中で浮いた存在になり得ます。
例えば、その偏りを理解しないまま、感情の赴くままに振る舞うと、

「あの人には頼まないでおこう」「嫌な顔されるし、別の人に依頼しよう」

という印象を持たれてしまう可能性があります。
ある種二次災害みたいなものです。それってかなり厄介です。
本人としては悪気はなく、ましてや気づいていないのに、"嫌なやつ"思われたら悲しいじゃないですか。

その意味で、自分の偏りに少しは敏感になっておく必要があるんです。
そのために、自分の棚卸しをしておくべきなんです。

  ・私は論理的な人か、感情的な人か

  ・他者に対してドライか、ウェットか

  ・ひとりでガシガシやるのが好きか、大勢の一員でやるのが好きか

  ・先頭に立って進むのが好きか、誰かの陰でそっと後ろから付いていくのが好きか

  ・細かいところに目が行く人か、大ざっぱな人か

みたいな感じで、対義される真逆の偏りをいくつか書いてみて、
自分がどちらに当てはまるのかをマッピングしてみるんです。それがイコール自分の偏りでもあります。

そしてその偏りがハッキリしたら、自分とは異なる偏りを持つ人もいる、と気づけますよね。

私の場合、論理的で感情を表に出さず、物事を常に理屈で考えてしまいます。それは無自覚に陥る偏りで、感情の側面から物事を考えることが苦手だということです。仕事の場合だと特にそれを後々になって感じます。
例えば、

  ・楽しいから

  ・可哀想だから

  ・悲しいから

  ・申し訳ないから

という理由で、何かを始めることがありません。
こういう感情を持つのは、「結果」であって、それが出発点にはならないというのが、私の持つ偏りです。
だから私に何かを訴える時に、

  ・それをすると人に迷惑がかかるよ、、、

なんて言われても、仕事をする上で、その人の役割の中での過ちであれば、私は全然ピンと来ないんです。
彼が悲しむかどうかはどうでも良くて、やるかやらないかは損得や理屈、社会的正義、ルール、そういうモノを理屈で考えて決めるべきだと私は考えてしまうんです。
いうまでもありませんが、これは完全に偏りで、ある種の個性だとも思っています。

ところが感情的な偏りがある人は、まず先に自分の感情が立ち上がって、それに引っ張られる形で物事を決めるんですね。
そういう人を私は全く理解できません。
なんで好き嫌いとか、嬉しい悲しいが基準になって物事を決めるんだ?
仕事をする上で、感情での判断がいかに過ちを犯すか、、、って思っていたんです。

ところが、こういう感情の偏りを持っている人から見たら、なんで理屈から先に物事を決めるんだよ、人間には感情があるんだから、相手の感情を汲んでやれよ!組織は人で成り立ってるんだから、感情的に動く方が良いだろ、と物申したくなるのです。

これは優劣とか、正しい正しくないの問題ではなく、お互いの無自覚の偏り、だと思います。

自分がこのように偏っていることが分かると、
相手の偏りを受け入れる、受け止める、理解することができるようになるんです。

  ・あなたはそういう偏りを持っている人なんですね

と思えるようになります。

そのために、まずは自分の偏りを自覚する必要があるんです。

これは訓練ですから、仕事をしていて決断している事象を振り返ってみると良いかもしれません。
自分がどんな偏りを持ち、どう行動しているのかが見えるようになりますから。

それを自覚してくると、周りの偏りにも柔軟に対応できるようになるので。

また来週!

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