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【ボドゲ感想】トラヤヌス

内容

・ボードゲームプレイ記録を兼ねたボドゲレビュー記事です
・なるべくプレイしたときの素直な感想をもとに、『今後のプレイ機会に変わってもOK!』の精神でざっくりつけてます
・基本的にルール説明はしませんが、ノリを楽しんでいただけると幸いです

プレイしたゲーム

タイトル:トラヤヌス(Trajan)
ゲームの概要:古代ローマ帝国の権力争いをテーマとしたボドゲ。マンカラという伝統ゲームをアクション選択に取り入れたゲーム
プレイの記録:4人プレイ、初回プレイ時

※画像はボドゲ―マから(https://bodoge.hoobby.net/games/trajan)

レビュー・感想

テーマの好み:★★★☆(2.5/4)

・全体的に白&ベージュを基調とした配色が格調高い印象があり、古代ローマに合っていて好きです
・その中でマンカラのコマはポップな色になっており、見ていて楽しいです

パズルとしての面白さ:★★★★(4/4)

・まず何より、マンカラによるアクション選択の圧倒的面白さ。もうルール説明聞いてる時点で既に面白そうでした
・やること自体は「皿を1つ選び、その皿の上のコマを全てとり、次の皿に1つずつ置いていくだけ」という、単純な操作にも関わらず、数手先を考えると手ごたえのあるパズルになります

インタラクションの面白さ:★★★☆(3/4)

早取り要素は結構シビアで、どれを優先すべきかかなり悩ましいです

・また、本作では各ラウンドのターン数は規定数ではなく、プレイヤーが握るコマの数分だけタイムトラックが進み、フラグがたつとラウンドが終了します
・特に、コマの偏りが大きいプレイヤーがいると、「あれがいつか選択される(=ラウンド終わりに近づく)」と戦々恐々とすることになります
・ラウンド終わりが近づいているならばやるべきこと【※】があるので、他プレイヤーの動向も気にする必要がでてきます。
・このような直接的ではないインタラクションが奥深いな~と感じました

《【※】やるべきこと》
・元老院トラックを進める
・次ラウンドの始めに「広場」を選択できるようにマンカラを調整する
…まだまだありそう

おすすめしやすさ:★★★☆(3/4)

ルールが比較的シンプル、テキスト量が少ない、サマリーが分かりやすいの3点セットで、中重級ゲームの経験が少ない人にもおすすめできます

ダウンタイム(人に待たされる時間)を感じることはあまりないです。理由としては:

①選択できるアクションが限られている
②直前のプレイヤーの行動が自分の手番にあまり関係ないことが多かった
③他プレイヤーが手番を行っているときも自分のマンカラと向き合っている

ということがあると思います
初心者フレンドリーだけど、熟練プレイヤーは戦略の深掘りができそうなゲームって感じがして良かったです

プレイ体験:★★★☆(3/4)

・アクション選択の度にミニパズルを解くような感覚でした
・数手先までの手を計画して実行するのは、知的ゲームとして楽しく、達成感があります
・さらに、コマをくるくる移動させること自体に視覚的・触覚的な満足感があります

・また、いつもうまくいくわけではなく、今選択したいアクションがあるのに物理的にできないという状況に陥ることが多々あります。しかし、マンカラの見た目のポップさのおかげか、うまくいかないのも含めて楽しむことができました
・そして、このような自分自身がランダマイザー(乱数生成器)となって未来の自分を困らせるということが他にはない独特な体験になります

モチベーション:★★★★(3.5/4)

とりあえずもう1回やりたい!
・初心者にやさしい印象だったのでおすすめ度が高く、個人的にパズル的要素が楽しかったので、購入を考えるレベルで好きかもしれません

・初回プレイ時は「×2」トークンの強さがピンとこず、使わなかったのですが、他プレイヤーが使っているのを見て盤面が大きく動かせる力を持っていることが分かったのでうまく使ってみたいです

補足:レビュー項目について

別記事でまとめていますので、気になった方はご参考まで


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