自給自足のグラフィック生活

皆さんこんにちは。今日は「グラフィックのすがた」で書かせて頂きます、にらです。
「けものフレンズりめんばー」ではシナリオチーム、グラフィックチーム、アニメーションチームを兼任しています。アニメーションはまだ本格稼働していないので、普段はシナ畜とグラ畜でのびのびと、時々のびすぎながらやらせてもらっています。感謝。

さて、前回はやぎこちゃんがシナリオチームについて色々書いてくださったので、私はグラフィック班はどんなところなのかについて下っ端目線でお話します。
グラフィック班は、「けものフレンズりめんばー」（以下「りめんばー」）にて使用されるフレンズの立ち絵や背景素材の作成や、シナリオ班の構想をイラスト化することが主な仕事です。ゲームをプレイする際にバッチリ見られて、時には作品の評価に直結してしまうような場所を担当している、ある意味とても重要な仕事です。そのため修正指示を出したり出されたりすることも多く、描かれた絵がそのまま通ることは殆どありません。そのような環境ですから、最終的に仕上がってくる絵はみんなハイレベル……なんだと思います。少なくともけもフレガチ勢だらけの製作チームのみんなそれなりに満足できるレベルです。
ホントは「ホラホラ見て見てすごいでしょホラ」と見せびらかして回りたいような絵も沢山あるんですが、現在鋭意制作中である一章のネタバレになってしまうためnoteの一番上の画像でささやかなチラ見せをする程度に留めておきます。

大まかな説明はこれくらいにして、それじゃあ私も先人に倣って愚痴でも書く……と思ったけれども、私としては特に愚痴ることがないんですよね。気分が乗ったらシナリオ書いて、また気分が乗ったら絵を描いて、時々議論に口を出して……といった様にとにかく自由に動かせてもらっているので愚痴ることが本当に殆ど見つからない。最近はどうせ自分で絵を用意できるからと新規絵を出す前提のサブストーリーを書き始めている（しかも予定ではメインクエスト並みの長さ）ような有様で、時々「自分は本当にこんな自由でいいのだろうか？」と不安になるくらいです。前回愛を込めていたシナ畜班長は問題ないと言ってくださってますけども…。
強いて言えば「士気があまり高くない」ことでしたが、それも最近は改善されつつあります。これは描いた絵をもっと見に来てほしいと呼びかけた事や、システム班の皆さんが実際にゲームのように組み上げた画像を上げてくださったりしたことが大きいです。やっぱり評価をもらえたり、出来上がりが想像できると士気が上がります。そしてやる気元気になったグラフィック班が次の素材を作り、それを評価してもらい……という良いループが出来上がりつつあります。

さて、最後に。
「りめんばー」チームは他に類を見ないほど（にら調べ）多種多様な人材が揃っていて、創作しているのがひたすら楽しいです。しかもその創作が実際にゲームになって遊べるんだからもうヤバいです。語彙力が追いつきません。そんな中に自分が所属できていることが未だに信じられない。しかもそのチームの開発日誌的なものを書いているなんてなおさら信じられない。数年前の自分にこの事を話したら、きっと「バカな事を言うなや、お前にそんなことが出来るもんか」と笑うに違いありません。
このチームでの経験や思い出は、恐らくずっと忘れないだろうなと思っています。



……よしよし、これくらい書いておけばリーダーのソウ○ジェムも浄化されるかね。