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今日は、朝に寝て起きた時は夕方だった。お風呂に入って日没を待った。

夜になったら家を出て映画を見に行った。とにかくやっているチケットを買って、入っていった。

なんの映画かよくわからないまま入った。軍人と一般男性が恋愛をする映画だったと思う。タイトルはよくわからない。砲撃の音と、爆発する光で映画館が幾らか光った。眠るのには合わない映画だった。

帰ってきたら、さらに疲れてそのまま布団に入ったまま寝てしまったのだと思う。

今は何時かよくわからない。1日になんども寝て起きているから時間の感覚がおかしい。映画を見たことが昨日のことのように思える。

タクシーで出かけて、買い物もどこかの口座から引き落とされるカードで済ませていると、1日が勝手に終わっていく。わたしが、何キロ移動したのか、どんな行動をしたのか、いくらお金を使ったのか、わたしが知ろうとしない限り知ることはない。

気がついたらお腹が空いたので、黄色い箱に入った栄養補給食を開ける。食べると満たされたような満たされないような気分になる。

眠りたいのか、目が覚めているのかわからない。

曇っているのを承知で、天井を開けて空を見た。なんとなく星の明かりを感じた。望遠鏡を見るまでは空はの様子はよくわからない。星はそこにあった。不意に現れたのに、簡単には消えない不思議な存在感があった。まるでフィクションのような。

雲に覆われていてよくわからなかった。雲の模様を見ていたけれど飽きた。

星の記録のつもりで書いているのだが、わたしにはうまく書くことができる気がしない。空に星が現れてから、何もかもが変わってしまったかのように思う。変わったのではないような気もする。元からそうであっただけかもしれない。わたしは星が空に現れることを知っていたような気がする。星を見ていると安心する。望遠鏡を向けていると、見るべきものを見ているような気がする。

最後までお読みくださりありがとうございます。書くことについて書くこと、とても楽しいので毎日続けていきたいと思います!