1ヶ月間ZOPを見てきて。

「最初のノートは何について書こうかな」と考えた時、もちろん自分の活動について書くのもいいけど折角ならみんなの意見を見ての意見を書こうかなと思ったので、下手くそな文章ではありますが書かせていただきます。

僕は、「自分自身と周りの大切な人が損したり傷ついたりしなければ、他人が何をしようが興味無い」というタイプの人間なので、社会問題や環境問題には大して興味がありません。知的好奇心として様々な問題について知ったり考えたりすることは好きなのですが自分のことで精一杯ですし、いかんせん貧乏すぎて周りを変えようという気力すら湧かないわけです。
その点、何かを変えようと行動するみなさんは凄いです。

ですが、何かに関心を持ったり行動したりしている人達に忘れて欲しくないことがあります。

それは、「本質は何か」ということです。

行動するための集団が大きくなればなるほど、その集団を動かすのは難しくなると言われています。
そこで歴代の「リーダー」と呼ばれる立場の人達は様々な工夫をしながら大衆を導いてきました。
最も有名な手法として「プロパガンダの超単純化」と「対立構造の創造」があります。人間は4つ以上の事象と13文字以上の文章処理が極めて苦手であると言われているのですが、それをクリアしたのがこの2つだからです。
ヒトラーの「ユダヤ人のせいで国が貧しい」「ドイツ人VSユダヤ人」、麻原彰晃の「人類救済」「オウムVS他宗教」、N国党の「NHKをぶっ壊す」「NHKVS国民」、BLMの「反差別」「黒人VS白人」など、大昔から現在にいたるまで例を挙げればキリがないほど使われています。

そうやって単純化されたプロパガンダによって導かれた集団が行きつく先は"必ず"「破滅」です。

何故か。それは「本質を見失うから」です。とにかく騒ぐ。それ自体が目的になって本来の目的を見失い、最終的にはリーダーすらも自己目的化をしてしまう。

そうなってしまっては本末転倒です。

自分の意見を軽薄なものにしないためにも
教育に興味を持っている人は「現行の教育制度は必ずしも悪か」「軍国主義的な教育は悪か」
ジェンダーについて興味を持っている人は「LGBTを認めないことは悪か」「区別と差別を履き違えてないか」

対立構造を生み出して仮想敵に対して文句を言うだけで満足していないか。自助努力はしたのか。

その辺をもう一度見直して見てください。

筋が通っている意見は強いです。
他人や社会に対して行動できるほど恵まれた環境にいるみなさんに、下らない論理を展開するような人になってほしくないです。

ノブレス・オブリージュ
みなさんが絶えず本質を追い求めることを願っています。

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