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Season 2: GWENT OPEN #2 準々決勝のまとめ

グウェントプレイヤーのみなさん、おはようございます。

昨日、グウェントの今年2回目の公式大会となる「GWENT OPEN#2」の準々決勝が行われました。今回も新型コロナウイルスの状況を鑑み、オンラインで開催されました。

賞金総額が2万2000米ドルに!

前回大会やりやや下がりましたが、賞金総額は2万2千米ドルとなりました。

新アートのリーク!

「鏡の達人」拡張まで残り数日ということで、ほぼ拡張の全容は見えていますが、まだ公開されていないカードが各勢力残されています。この日に公開された4枚を下記に載せます。

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試合の模様はこちらから

前回大会の1日目は回線問題により非常に時間がかかりましたが、前回よりは良くなりました。それでも、今回もやや時間がかかり、7時間半の長丁場となりました。

第1試合:TailBot vs Green-Knight

ややメタから外れたデッキを持ってきたポーランドの TailBot と、素直なデッキ編成をしてきたイギリスの Green-Knight の戦いは TaiBot が 3-0 で圧勝しました。

1戦目、2戦目と TailBot が第2ラウンドブリーディングを上手く決め、連勝します。

圧巻だったのは3戦目の「再活性」ミラー。後攻が圧倒的有利になるマッチアップで、先攻の TailBot は第1ラウンドを落とし、そのまま負けてしまうのではと思われました。しかし、第3ラウンドで TailBot は見事なプレーを見せ、3連勝しました。 Green-Knight は3戦ともやや手札運に恵まれませんでしたが、TailBot のプレイングの良さが目立ちました。

第2試合:Wangid1 vs magpie131

比較的メタに素直なデッキを持ってきた中国の Wangid1 と、大会では見たことがない「アーマースケリッジ」や《シーヒル》入りスコイアを持ってきたモルドバの magpie131 の戦いは、お互い1試合ずつ回線問題で落とすなど、トラブルの果てに Wangid1 が僅差で勝利をもぎ取りました。

終始 magpie131 のデッキリストがあまりうまく刺さらず、Wangid1 有利な展開でしたが、3戦目の「アーマースケリッジ」は光りました。

5戦目にもつれ込んだ試合は magpie131 の《ヴィレントレテンマース》がいい働きを見せるものの、最後には Wangid1 の妖婆使いまわしの得点が上回りました。

第3試合:Redrame vs IIuxa228

北米大陸初の選手であるアメリカの Redrame と、初出場となるロシアの Iluxa228 という新顔同士の戦いは、2度の手札事故に負けなかった Redrame がフルセットの末に勝ち抜けました。

試合内容よりも Redrame が見せる自由すぎる仕草や表情の印象が強かったこの対戦、勝敗を決めたのは「ニルフガード」の戦績でした。「封鎖ハイランダー」を使用した Iluxa228 が、このデッキで2敗してしまったのが痛かったといえます。

第4試合:lNeverHood vs Kams134

《ミルーナ》と《人虎》入りの「大いなる飢餓」という独自デッキ構成のロシアの lNeverHood と、素直なメタデッキを持ってきたポーランドの Kams134 の対戦は、ミラーマッチを上手く制した lNeverHoodが3勝1敗で勝ち抜けました。

1戦目のハイランダーニルフガード同士のミラーは、あまりリーダーアビリティに依存しない「名采配」を使っていた lNeverHood が「封鎖」をリーダーアビリティにしていた Kams134 を、構築コストの差で勝利したような形でした。また3戦目の「再活性」ミラーでは、リソースを使いながらも第1ラウンドを勝ち取った lNeverHood が、第3ラウンドのラストセイ獲得の強みを生かして勝利しました。この2回のミラーマッチを制した ことが、lNeverHood に大きなアドヴァンテージになりました。

4戦目は後攻の lNeverHood が《ミルーナ》入りの「大いなる飢餓」で第1ラウンドを Win on Even で勝利し、そのまま勝ち抜けました。

上側はベテラン、下側は新顔

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トーナメント表の上側は TailBot と Wangid1 という大会優勝経験者、下側は初出場の選手が勝ち上がるという結果となりました。

前回大会は改良メタデッキ同士の戦いという印象がありましたが、今回は「マハカムの鍛冶場」や「大いなる飢餓」といった普段あまり見ないリーダーアビリティが登場しました。また magpie131 は勝ち進めませんでしたが、彼の持ち込んだ「アーマースケリッジ」は毒&封印のニルフガード以外に対しては非常に有効なデッキのように思います。「鏡の達人」拡張まで残りの数日ですが、ぜひ使ってみたいと思いました。

2日目の準決勝&決勝の記事は下記です。


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